きみとの恋【F.Tatsuya】 (ページ31)

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「……ごめん！Aちゃん！昨日は！」

『別に怒ってないからいいよ？』

「いやでも…っていうか、結局あべちゃんにセッティングしてもらってるし…」

『昨日私が頼んだの』

「え！昨日あべちゃんに会ったの？」

『うん、渡辺くんとかにも会ったよ？』

「うわぁ～」

昼休み、人目のつかない端っこの空き教室…俺とAちゃんの二人っきり…

結局あべちゃんのセッティングで…帰りジュース奢り

『じゃあ…言いたいこと言お？』

「そう…だね？よし！俺めっちゃ言っちゃうよ！？」

『うん、沢山言って？笑』

「もうね……めちゃくちゃ好き、もう本当好き！」

『ド直球だね笑』

「…だからもうちょい俺の彼女(仮)でいてくれませんか？…」

『…ん～どうしようかな～…笑』

「お願い！Aちゃん！」

『じゃあそのお願い私受けるからさ、私のお願いも聞いてくれる？』

「全然もうなんでもよ？」

『…私をね、彼女(仮)から彼女(本物)にしてくれない？』

「え……ちょっと待って？…それは…ほんとに言ってる？…」

『本当だよ？笑お願いとお願いだから深澤くんが受け入れないとwin-winになんないよ？笑』

「そうなるか笑…じゃあお言葉に甘えちゃったり？！笑」

『使い方間違ってる笑』

「え、マジ？…まぁでも俺は受けるよ？そのお願い」
「逆にいいの？」

『今日から、深澤くんの彼女ってことで、よろしくね？笑』

「ねぇ、今めっちゃ抱きしめたい、抱きしめていい？」

『…いいけどそんなに＿』
『ってうわっ…笑』

「めっちゃいい匂いする笑」

『変態みたいなこと言わないでよ笑』

いつからAちゃんが俺のこと好きだったかなんて今はどうだっていい

色んな人巻き込んだくせして付き合う時は、簡単すぎる付き合い方って…笑えてくるよな笑

樹「おぉ～やっと！やっとかよ！」

阿「よかったね、ふっか？」

「あべちゃ～ん、本当全部あべちゃんには感謝してもしきれないよ～」

渡「これでふっかの悩み聞かなくて済むな笑」

岩「そうだな笑」

「おい！お前ら！ずっとそうやって思ってたのか！笑」

松「しっかし妙な付き合い方したね笑本人達がいいならいいけどさ」

佐「やった～ふっかが付き合った～」

宮「佐久間、うるさいから座って」

「お前こういう時だけいるんだな笑」

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