きみとの恋【F.Tatsuya】 (ページ4)

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岩「何気持ち悪い顔してんだよ笑」

「いてっ気持ち悪いとはなんだよ！」

六時間目の国語を前に、休み時間他の子の机に行って笑ってるAちゃんを机に頬杖付きながら見てたら照が来た

岩「そんなに気持ち悪い顔で見るなら話しかければいいのに笑」

「気持ち悪い言い過ぎだよ！笑話しかけれるわけないじゃん…」

岩「お前Aちゃんの後ろの席だろ？」

「だとしてもよぉ…」

照に言葉を返そうとした瞬間チャイムが鳴った

『…かざわくん…深澤くん…』

「っん？…Aちゃん？」

国語で何言ってるかさっぱり分かんなくて机にうつ伏せで寝ていると、前から聞こえてきた声

『先生、呼んでるよ』

「…んぇマジ？」

『此処、読んで』

「…ん？分かった」

教師「深澤～まだか？」

「あ、はい！ちょっと待ってくださいね～」

軽く返事を返し、椅子に座り直し、Aちゃんが教えてくれた所を読み始めた

「Aちゃん！さっきありがとね」

『あ、ううん、怒られるのはめんどくさいからね笑』

阿「ふっか～さっき寝てたでしょ笑』

「あ、バレてた？笑」

阿「バレバレだよ笑」

『あ、阿部くん、今日の委員会先行っとくね』

阿「あ～ごめん、今日俺委員会行けないんだよね本当ごめんねAさん」

『そうなんだ、じゃあ来週は行ってね』

阿「ははっ分かったよ笑」

『じゃ、深澤くん、阿部くん明日ね』

「ん、バイバイAちゃん」

『あ、うん、バイバイ笑』

笑顔で樹の居る教室の入口へ向かっていった

樹「師匠～また明日ね～」
「今日A委員会？」

『うん、だから部活終わったら一緒帰ろ』

樹「え～お前と？まぁいいけど」

『部活終わったら靴箱で待ってるね』

話しながら歩いていった二人

「俺らも部活行くか～」

阿「そうだね、今日キャプテン決めだからね」

「あれ、照は？翔太も居なくね？」

阿「先行ったんじゃない？」

「思ったけどさ、樹Aちゃんと行く必要ねぇじゃん笑」

阿「同じ部だからね笑」

「ずり～あいつ笑」

そんなこと思ったところで何も出来ないのが俺なんだけど…

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