きみとの恋【F.Tatsuya】 (ページ26)

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「うわぁ～最近Aちゃんと喋れてねぇ～」

阿「そうなんだ、俺は毎日一言は交わしてるけど」

新学期が始まって約一ヶ月、あべちゃんとも分かり合い、用事がないメンバーでいつもの場所へ集まる

「あべちゃんはいいよ！同じクラスじゃん！」

目「そういえば阿部くん、何してたんすか？」

阿「ん？屋上の鍵閉めてきただけだよ？」

渡「え、なんで？」

阿「一年生が目黒やふっか目当てに屋上まで来そうだったからさ」

「ナイスあべちゃん！この俺の恋路を聞かれたりしたら大変だからね」

岩「そこかよ笑」

「大事でしょ！」

五人でいつものようにご飯を食べていると、屋上のドアがﾄﾞﾝｯとなった

阿「はぁなに？また一年生？」

渡「ブラックあべちゃんだ！」

「あ、ちょっと待って！あべちゃん！」

阿「なにふっか？」

「多分さっきの音樹達かも」

目「え、なんでっすか？」

「ん、コレ見て」

緑色の背景に映し出された吹き出しのようなものに入れないんだけどとだけ文字が送られてきていた

樹「なにあの女の子の量、押しつぶされそうだったんだけど」

目「あ！そういえば、皆さんに紹介したい子がいるんすよ！」

「女の子は要らないよ？」

目「男の子ですから、ふっかさん達よりも身長の高い」

「え～俺目黒以外にも年下の子に身長抜かされんの？」

渡「お前まだいいだろ！俺より身長高いんだから！」

目「まぁとにかく、明日連れてきますね」

「了解りょーかい」

樹「師匠！師匠！今日早く帰れるじゃん？」

「あぁ…そうだっけ？笑」

樹「今日俺Aと帰れなくてさ、代わりにAと帰ってくんない？笑」

「マジ？！そんなの喜んでお受けしますよ！」

樹「じゃ、お願いね～」

これは、クラスが離れてから初めてまともに喋れる時間かも！樹ありがとう！

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