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side？
A先輩は人を惚れさせるのが上手いと思う、無自覚にね
俺もその無自覚の罠に捕まったうちの一人…
俺以外にも沢山いると思う、でも…
A先輩の隣には、幼馴染の樹くんでもなければ、いつの間にかふっかさんがいる
俺だってその立場になってみたいですよ…
？「あれ〜…俺と同じ状況？めめも…」
目「ふはっバレてました？笑」
？「バレバレだよ？笑」
目「それより…阿部くんもなんすか？」
阿「…可笑しいよね…ずっと一緒なのに…」
目「ずっと一緒って、高校三年間ですか？」
阿「…幼稚園から…俺の初恋の人」
ほら、今喋ってる人だって…無自覚な罠に捕まったうちの一人
それも、幼稚園から…
一番辛い立場はそこなのかもしれない…
阿「…っ辛いなぁ笑…こんなに近くにいるのに…ただの友達止まり」
目「俺は…ただの後輩止まりか…辛いっすね笑」
阿「ふっかも大事だからこそなんだよね、俺達が今更首突っ込んだって変わりゃしないよ笑」
目「でも、一度ふっかさんを突き放すしかないかもですね」
阿「うん、俺達のこと頼ってばっかじゃふっかは何もできないよ…」
阿部くんと俺の秘密
ふっかさん、早く付き合ってくださいよA先輩と…
じゃないと俺達報われないです…
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年4月5日 11時
