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樹「よし、これで全員揃ったね」


「何人いんだよ!笑」


阿「ざっと10人以上はいるね」


「多すぎなんだよ!笑」









屋上に集まった大人数、まぁいっつもこれぐらいで飯食ってんだけどね笑









樹「ほらほら、師匠、連絡先知りたいんでしょ?」


「だからなんだよ…」


樹「今なんじゃないの?Aもいるしさ」









コソッと耳の近くで言ってきた樹









「Aちゃん、連絡先交換しない?」


『えっと…深澤くんだよね?』


「うん、もしかして知らない?」








それだったら悲しいぞなんて思いながら次の言葉を待つ










『あ、ううん、よく樹と喋ってるし、深澤くん女子に人気だからさ、私なんかと連絡先交換してもいいのかなぁって…』


「ふはっAちゃんかぁいいね笑」


『っへ?…そ、そんなこと容易く言っちゃダメですよ!』


「え〜容易く言ってるつもりは無いけどなぁ〜笑」


『深澤くんが言うと容易く聞こえる』


「失礼だな!笑」


『ふふっ面白いね深澤くん笑あ、連絡先だったよね、私で良ければ交換しよ?』


「よっしゃ」












交換すると、じゃって言って樹の方へ戻って行った、残念ながらAちゃんの目は俺には向いてない、ずっと前からあいつだけを見てる










『樹〜見て、深澤くんと連絡先交換した!友達増えた!』


樹「おぉ〜良かったな、他の人にも交換してもらったら?しょっぴーとかさ」


『渡辺くんは持ってるもん』


樹「お前いつ交換したんだよ!」


『大分昔だよ?』











今だって、樹に頭を撫でられて嬉しそうにしてるAちゃん見てると何も出来ないんだよね…









阿「ふっか、元気出しな?ここはふっかが攻める引くかのどっちかしかないよ」


「あべちゃ〜ん」


阿「人の気持ちは変えることができるからさ、頑張れ」


「ってか佐久間とか、きょもとか北斗どこ行ったの?」


阿「佐久間は体育館行って、きょもは知らない、北斗は今頃誰かに告白でもされてんじゃない?」


「モテる男は羨ましいね…」


阿「どうせ断ってくるんだろうけどね笑」















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作者名:チョコ | 作成日時:2022年4月5日 11時

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