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「樹！お願い！一生のお願い！連絡先教えてくれ！」
樹「え〜？笑なんか買ってくれんの？笑」
「何でも買うから！！！」
樹「じゃあぁ、お茶買ってきて？」
「…っ分かったよ!!!!帰ってきたら絶対教えろよ！」
樹「わかったからわかったから、はい、行ってらっしゃ〜い」
昼休みの屋上、大人数の生徒と呑気な樹にガチで頼んでる俺
他は苦笑い、手を振ってる樹を背に階段を猛スピードで下って行った…
途中階段を下っていると上から聞こえてきた声
翔「ふっか〜俺炭酸ね〜」
「なんでお前にも買わなきゃ行けねぇんだよ！笑」
翔「じゃ、お願いね〜」
そう言って屋上へ繋がるドアを開けて帰って行った翔太
自販機について、樹のお茶と自分の飲み物、しょうがないから翔太の炭酸も…
三本飲み物を腕に抱えた俺は、また屋上へとかけて行った…
ﾄﾞﾝｯ
寄りにもよってこんな時に人とぶつかった…
「…った、大丈夫？」
『…っだ、大丈夫です！すいません、急いでるんで！』
ここでぶつかるか？普通、しかもAちゃんと…
慌てて立ち上がったAちゃんは、躓きながらもまた走っていった…
これは、俺の片思いから始まる物語…
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年4月5日 11時
