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「大丈夫、Aの人柄が好きなんだから」
一人で頭を抱え、パンクさせていたら
抱きしめて頭を撫でられた
耳元で聞こえる甘く囁くような声にほんの少しだけ勇気が出た気がする
「よし、そうと決まればいつ行こっか」
『来週の水曜日、仕事終わりはどうでしょうか？』
「…仕事入ってたっけ…」
『入ってません、木曜日が沢山入ってます』
断言して言えば、目を見開いてなんで知ってるの？って言いたそう
スマホの中のスケジュール帳を開いて確認すれば
見事に当たっていたようで怖がられた…
『今月中のお仕事は頭に入ってるので…』
「めっちゃ優秀じゃん」
『そういえば、新しい秘書、探すんですか？』
「あ〜…秘書室の子でいいかなって思ってる」
付け足すように誰でもいいしとぼそっと呟く彼は特定の秘書にしか冷たくしないらしい
誰かは…教えないんだけど…
＿＿＿＿＿＿＿
少し緊張しながらもやってきた水曜日
この日まで数日間間があったため、食事会用の洋服を買ったり
美容院に行ってみたり
容姿に気を使ってみたが、特に変わりは見られなかった笑
でも、仕事がないだけでやりたいことがなんでもやれるし人に指図されない
嬉しい、そう思ったがそれと反対にどこか寂しいという気持ちも湧いてきた
仕事に取り憑かれてる気がしてならない…
「ちょ〜かぁいいよ笑」
『ありがとうございます』
「んふ、俺は？」
『見慣れた姿なので…』
仕事終わりの彼と合流すれば第一声がかぁいい
もうやめてって言ったのに…
俺は？って聞いてきた辰哉さんに気まずい顔して返事すれば
「おぉい！笑せめてかっこいいくらい言ってよ笑」
と言葉が飛んでくる
『あ、ほら、早く行かないと…』
「え、ちょっと！」
車が到着したと同時に歩みを進めれば、後ろから慌てて着いてくる音がする
生憎辰哉さんは免許を持っていない
私が運転しようと思えばできるのだが、今日は会長側の運転手さんがお迎えへ
従うしか案が無かったため大人しく車へ乗車した
「A、世界で一番大好き、愛してるよ」
車に乗ると辰哉さんが頭を数回ぽんぽんした後唐突にそんな言葉を紡ぎ出した
結構恥ずかしい言葉だったし
生まれて初めてこんなに顔を赤くしたんじゃないかってぐらい顔が熱くなるのがわかる
『…っ辰哉さん…！』
「ふは、まだまだだね笑」
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ひよこ(プロフ) - Web版でやってみたら見れました！ありがとうございます！！これからも作品楽しみにしてます！ (2022年12月11日 17時) (
レス) id: 319ea55b20 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - ひよこさん» 私の作った作品が全部ある作品ページに飛んでいただけるとあるかと思いますが、R18設定にしているので、もし見れない場合はWeb版の占ツクに飛んで設定変えた方がいいかもです！ (2022年12月10日 19時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 番外編はどうやれば見れますか？？ (2022年12月10日 15時) (レス) @page37 id: 319ea55b20 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - れにょんさん» コメントありがとうございます！ぜひぜひお話読んでみてください！ (2022年9月18日 19時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
れにょん(プロフ) - チョコさんのお話初めて拝読してます！難が続くんですね、スカッとしたいです！他の作品も読んでみようと思います。 (2022年9月18日 17時) (レス) @page17 id: 72b503e088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年9月7日 2時
