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『意味わかんない…イラつく…イラつく…』
食事会に誘われ、案の定夜一人で帰らされた私
夜だよ？心配の言葉の一つや二つぐらい無いの？
怒りが収まらない私は公園のベンチでさっき自販機で買ったペットボトルを持って愚痴りまくっていた
「何してんの？」
『っ社長！』
いきなりの声にばっと立ち上がり、笑顔へ
『よ、夜風に少し当たりたいなぁなんて笑』
「少しって時間じゃないけど」
『え、そうですね笑すいません、帰ります』
帰る場所は一緒だけど、なんとなく彼と帰りたくなくて、先に歩き出した
＿＿＿＿＿＿＿
「…A、珈琲の粉何処にあんの？」
『奥の棚の、上から二番目に入っています』
終始無言のまま家路に着く
今日も今日とて私のことはフル無視かと思いきや、初めて家で喋りかけられた
嬉しかった、顔に出そうになったが、何とか我慢していつも通りに
『…社長』
「ん？」
珈琲を淹れている途中、失礼ながらに声をかけた
決して彼はこちらに顔を上げようとしないが…
『数日間、お休みをいただけませんか？』
「…なんで？」
『実家に帰省しようかと…』
「実家？絶対だめ」
『…っえ？』
てっきり休みを貰える気でいたから間抜けな声が出た
『…だ、だめ、ですか…』
「実家でしょ？連絡きたんなら話は別だけど…」
珈琲を淹れ終わったのか、マグカップを持って自分の書斎に戻って行った
このまま私は休み無しで、親にも会えず人生を終了するのか
好きでもない人に添い遂げて
＿＿＿＿＿＿＿
凛「あんた行動も制限されてんの？笑」
『秘書辞めようかな…』
凛「辞めてついでに離婚しな」
翌日の昼休み、他会社だが距離的にも近い凛ちゃんの会社
二人でランチに来ていた
『私、仕事辞める』
凛「やっと？」
『このままこの仕事やってても未来が見えない』
凛「ついでに離婚する？」
『…うん、社長には申し訳ないけど』
秘書でいる意味なんてとっくの前に見失ってる
素で笑うなんて数年に一度あるかないか、愛想笑いばっか
私が辞めたところで彼は心配などしてこないのが目に見えて分かる
『…仕事辞めてしたい事する』
凛「合コンとか行っちゃう？笑」
『好きな人、見つける』
凛「Aのやりたい事沢山やりな？」
お金はたくさん貯まってる、また新しい仕事を見つけるでもいいかも
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ひよこ(プロフ) - Web版でやってみたら見れました！ありがとうございます！！これからも作品楽しみにしてます！ (2022年12月11日 17時) (
レス) id: 319ea55b20 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - ひよこさん» 私の作った作品が全部ある作品ページに飛んでいただけるとあるかと思いますが、R18設定にしているので、もし見れない場合はWeb版の占ツクに飛んで設定変えた方がいいかもです！ (2022年12月10日 19時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
ひよこ(プロフ) - 番外編はどうやれば見れますか？？ (2022年12月10日 15時) (レス) @page37 id: 319ea55b20 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ(プロフ) - れにょんさん» コメントありがとうございます！ぜひぜひお話読んでみてください！ (2022年9月18日 19時) (レス) id: 8fca653651 (このIDを非表示/違反報告)
れにょん(プロフ) - チョコさんのお話初めて拝読してます！難が続くんですね、スカッとしたいです！他の作品も読んでみようと思います。 (2022年9月18日 17時) (レス) @page17 id: 72b503e088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ | 作成日時：2022年9月7日 2時
