僕等はSSC【フェイ・ルーン】 (ページ19)

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インタラプト？タイムスリップ！ページ19

貴方side

『雷門中サッカー部が消えたのは雷門中サッカー部が、作られた歴史のインタラプトが修正されたせいだったんだよ』

天「いんたらぷと？」

天馬は、訳が分からないとでも言いたげな顔をしていた。だから私は砂場に説明図を描いた。フェイは説明をしてくれた

フェ「インタラプトって言うのは歴史の変更ができる運命の分かれ道みたいなものさ。奴等はそこに介入して起きた出来事を変更させたんだ」

天「だから、雷門中も…」

フェ「そう、だから変更された歴史を僕等で元に戻すんだ。」

説明が終わった途端に天馬が「うん！わかった！」なんて言い出すからちょっとビックリしちゃったよ

ﾜ「よーし！話は決まったぁー！」

あ、なんか久し振り、ﾜﾝﾀﾞﾊﾞ。←

天「これがタイムマシンなの？」

『うん、まぁ、正確に言えば時空間転移装置、ワームホールを通って別の時間、別の時空にジャンプするの』

ﾜ「外観は君達雷門中サッカー部のキャラバンを元にして、私が造ったんだ。」

天「これで本当にタイムスリップが出来るの？」

フェ「うん。但しそれには条件がある。他の時空にタイムジャンプするには道標が必要なんだ」

天「道標？」

『そう！私達はそれをアーティファクトって呼んでるんだよ』

ﾜ「その時間、その場所にいた者の強い思いが込められたものでなくてはダメなんだ。それが無いとワームホールの出口を検出出来ずタイムジャンプは失敗となる。」

天「じゃあ、11年前に行くには何が必要なの？」

ﾜ「雷門中サッカー部が作られた時の思いが詰まったものだ」

フェ「天馬、何か思い当たるものはある？」

天「う～ん。そうだ！サッカー部の旧部室だ！あそこは円堂監督が初めてサッカー部を作った場所なんだ！なにかあるかも！」

『ﾎﾝﾄ!?じゃそこに行ってみよう！』

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