８話 ページ10
貴女side
目が覚めるとそこは、真っ白な天井。
そしてすぐに、右手に違和感がした
『……？』
起き上がって見るとそこには、私の手を握ったまま
寝ている轟がいた。
『え…なんで』
私は先生が居ないことに気づいた。
ここまで運んできてくれたのだろうか
『……轟は優しいな。』
サラサラとした轟の髪を触る。
すると何故か
胸の奥が締め付けられる感じがした。
『………私、轟の事好きだ。』
そう呟いた後、私は轟から手を離して
轟を起こさないよう
ベットから出ようとした。
だけど、急にぐいっと腕を引っ張られ
私はベットに倒れ込む状態となってしまった。
でもそれよりも、私の目の前には
轟がいることに驚く。
それはもう、あとちょっと動けばキスを
してしまうほど近かった。
『とどろっ……んっぅ』
私が名前を呼ぼうとした時、
轟から深いキスをされた。
唇の隙間から舌が入ってきて
私は息がうまく出来なかった。
『ぷはっ……はぁ…はぁ…』
2人の間には銀色の糸。
轟「…俺のこと、好きなのか」
『へっ、……そんな訳無いじゃん』
轟「またキスするぞ」
『………………………………好き。』
私が顔を真っ赤にして答えると
いつも無表情な轟がにこりと笑った。
轟「…俺も好きだ。A」
そしてさっきよりも、
深くて
溶けるような
長い長い
キスをされた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ココロエード(プロフ) - やはり子供は純粋だ (2018年6月14日 21時) (
レス) id: 67f701f583 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ依存(プロフ) - 次きになるうぅ〜 続き頑張ってください! (2018年5月21日 14時) (レス) id: 67f701f583 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - MERORONさんありがとうございます！そう言ってもらえるとめっちゃ嬉しいです！！！！ (2017年10月2日 23時) (レス) id: c4fbcb57cd (このIDを非表示/違反報告)
MERORON - 題名につられて来てしまった…。すごく面白いんですけど！！…(・o・) (2017年10月2日 23時) (レス) id: cf5e456a06 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - いいですね！！ありがとうございます！やっぱ、1人よりみなさんに聞いた方が助かりますね(*'ω'*) (2017年10月2日 21時) (レス) id: c4fbcb57cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：るる | 作成日時：2017年7月30日 15時
