ずっとずっと愛してる！ k.hagiya

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Love-tuneのLIVE当日。



みほとライブハウスに到着して

中に入った。



お客さんがいっぱいで


それぞれメンバーの名前の書いた


タオル持っていて


【萩谷慧悟】の名前見るだけで



ちょっと嫉妬する。



ふと思い出した。



萩ちゃんと出会ったのはLove-tuneのLIVE。


みほに誘われてなかったら



きっと萩ちゃんと出会うこともなかった。



ほんとに運命ってあるんだろうな。



あの日以来のLove-tuneのバンド演奏。



練習は見てたけど全部通したのを


見るのはあの日以来。



するとメンバーが出てきた。




『きゃああああああ！』




安『こんばんは！Love-tuneです！
今日は楽しんでってくださいっ！』



そう安井先輩が言った時



萩ちゃんがこっちをチラッと見た

気がした。



わたし？見た？



って思っていたら



私の後ろの子が




『萩谷くん今こっち見たよね？』



って話してた。笑



安『それでは聴いてください。』




LIVEが始まった。




やっぱり萩ちゃんのドラム姿は




素晴らしくかっこいい。





キラキラしていて私と出会った時と




変わらず輝いていた。





最後まで大盛り上がり。





LIVEの最後の曲、はぎちゃんが




ドラムセットから離れて




マイク持って前まで出てきた。




萩『最後の曲になるですが、
最後は僕が大切な人に向けて
作曲しました。』




そう言って私の方を見た。




A「え？」




目があって萩ちゃんが微笑む。



萩『僕は今まで誰に対しても
興味が無くて、他人なんてどうでもいい。
そう思ってました。でも1人の女の子と
出会って、僕は人生が変わりました。
大げさかもしれないですが、
彼女は僕に大切な気持ちを教えてくれました。
その大切な気持ちを曲にして
伝えたいと思います。聴いてください。』




そう萩ちゃんが言って

ドラムセットの所へ戻った。




萩ちゃんの合図で



曲が始まった。

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