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Aside
五「伊地知、事情聴取しといて」
伊「はい」
身長高いし、足長い…なんか目隠ししてる男の人に助けられ
伊地知と呼ばれる人に私は保護された。
伊「お名前を聞いてもいいですか?」
「あ、立花 Aです」
名前聞かれるの2回目だな…。
ていうか、めぐみくんと同じような人たちなのかな。
助けてくれた人の服装も、何となく似てたような。
伊「呪霊…あ、えーと。裏路地内でなにかをみましたか?」
「呪霊…」
この人、やっぱりめぐみくんと繋がってる?
「あの…ふしぐろめぐみさんと…お知り合いではないですか?」
伊地知さんが驚いた顔をするのと同時に、後部座席の扉が開いた。
五「恵がどうかした?ていうか、恵の知り合い?」
「ッ!…え、えーと。今日の朝、電車で会いまして…」
帰ってきた男の人は、目隠しを外していて綺麗な青い瞳が見えた。
悪いことをしてないのに、見つめられると何だか変な気分になる。
嘘をついても無駄だぞ、みたいな。圧のような…オーラのような…。
五「君、視える人?」
「…はい」
五「伊地知、とりあえず家まで送るよ」
「え、そんな!!」
五「怖かったら最寄りでもいいよ。事情聴きながら行きたいから」
「…分かりました。四ツ谷駅までお願いします」
伊「はい。わかりました」
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作者名:.~. | 作成日時:2024年1月31日 20時