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ジリリリリリリ、ジリリリリリリ
目覚まし時計の音で目が覚める
今日は休日だけど出勤する日だ
いつもより少し遅く起きてしまったから急いで仕事に行く準備をする
『加藤さんおはようございます』
珈琲を飲んでいる加藤さんに一声かける
「Aちゃんおはよう、友子ちゃんもう来てるよ」
『そうなんですね、準備してきます』
裏口に入ると、友子がパンケーキを食べていた
『え!友子ずるい!!』
「加藤さんにダメ元でお願いしたら焼いてくれた笑、Aも後で頼みなよ」
私は、8時になる前に加藤さんにパンケーキを焼いてもらうよう頼んだ
「Aちゃんいつも頑張ってるし朝一番はお客さん少ないから好きな席で食べてていいよ」
加藤さんの言葉に甘えて、カフェが開いたと同時に私はカウンターでパンケーキを食べだした。
『美味しい〜』
なんて言っているといつものようにドアの開く音がした
「いらっしゃいませー、
って作ちゃん?!」
友子の間の抜けた声がする
びっくりしてドアの方を見ると私を見て手を振る龍斗くんが立っていた
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作者名:む。 | 作成日時:2019年9月7日 18時