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2人で夜の街を歩く
「さっきの所の焼き鳥美味しかったよね」
『うん、美味しかった!あと唐揚げも!』
「合コン第2弾もあそこがいいよね〜、」
『そうだね、あそこ作間さんチョイスなの?』
「ううん、優斗チョイスだよ、
というか、なんで俺だけ作間さん呼びのままなの笑」
『確かに…』
会話が弾んでから、高橋さんをゆうぴ、井上さんを瑞稀くんって呼んでいた。
「龍斗って呼んでよ、同い年だし」
いきなり呼び捨てはレベルが高すぎる
『あの、龍斗くんはだめかな、』
「んー、いいよ」
その後、龍斗くんの上司が面倒くさい人でストレスが溜まっているって事と、私の職場と龍斗くんの職場が近い事が分かった。
電車に乗っても、私を壁側に寄せてくれたり、とことん紳士でかっこいい。
距離も近いし胸の高鳴りがとんでもない。
「次最寄りだっけ?家まで送ろうか?」
『大丈夫だよ、駅近のマンションだし』
「そう?なら気をつけてね」
電車を降りて、今日はありがとうって伝える為に顔を上げるけど
目が合うと苦しくなって手を振ることしか出来なかった。
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作者名:む。 | 作成日時:2019年9月7日 18時