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｢A大丈夫？｣
明らか様子がおかしい私を見て、友子は声を掛けてくれたけど
目の前に座っている作間さんにドキドキしすぎてちゃんと返事ができない
こんなの初めてで自分でもよく分かっていない
そうこうしている間にもみーこから順に作間さんに自己紹介をしていた。
｢岡崎友子です、よろしくお願いします〜｣
気付けば私の番が来ていて、
でも作間さんに直視されていて、口が動かない
｢A、Aです、、お願いします｣
何とかして挨拶をしたけどこんなの挨拶に入らない。
高橋さんと井上さんは私を見て笑っていた。
少し腹が立つ。
『�盒兇気鵑醗羮紊気鵑覆鵑脳个辰討襪鵑任垢�！』
｢いやぁ、Aちゃんおもしろくてさ笑、ね？みずっくん｣
｢うん、丸わかりだよ笑｣
まさか初対面の人にまで私が様子がおかしいってバレてしまったのか、とても恥ずかしい。
｢あ、そういやさ…｣
高橋さんが話題をだしてくれて、その話で盛り上がりその日の合コンは終わった。
結局気になりすぎている作間さんとは何も話さず終わってしまった。
みーこは瑞稀くん、友子はゆうぴと仲良くなっちゃって、
みんなと仲良く喋れたけれど、案の定私は置いてけぼりになった。
会計が終わり、居酒屋を出る前にゆうぴが連絡先を交換しようと提案してきた。
すると誰かが私の肩に触れた
｢今日あんまり話せなかったし、良かったら｣
振り返るとそこに居たのは作間さんで、
LINEのQRコードを見せてくれていた
『あっ、はい』
私は急いでスマホの電源を入れてLINEに飛ぶ、
QRコードを読み取っている間もドキドキが止まらなくて、今にも爆発してしまいそうな気持ちだった。
｢あ、でてきたよ、これであってる？｣
作間さんのスマホの画面に私の名前が表示されていた。
『はい、あってます』
｢あ、そうだ。Aちゃんって✕〇駅？｣
『うん、作間さんも？』
｢うん、駅まで一緒に歩こっか｣
丁度友子達も連絡先を交換し終わったらしく、その場で解散をした。
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作者名：む。 | 作成日時：2019年9月7日 18時
