怖くて ページ25
ワールドバザールにつくとダイドーはゲストの目がつかないようにコソッと別の入口に行き指紋認証をして彼女を連れて中に入った。
するとそこは彼と暮らしていた住宅があるところになっていた。
家につき彼は彼女を連れて自室に入った。
そして鍵をしめると彼女に抱きついた。
｢なんで、何も言わずに出ていったの？｣
急なことで彼女はすこしよろけたが立て直して言いずらそうに
｢外を見てみたかったの｣
｢なら僕にいって欲しかった｣
お互いとぎれとぎれの会話。
いったん彼女の体をはなし、すこし屈んで彼女の目線と合わせる。
彼女からみる彼の顔はすこし赤くて目は潤んでいた。
｢ごめんなさいわたしどうしても外が見たかったの……貴方に一言いえばよかったしそれに｣
彼はまた彼女の言葉を遮るように抱き寄せた。
｢もう何も言わないで｣
そんな消え入る声で彼女に訴える。
｢僕ね正直さっきおかしくなったんだ｣
耳元で囁くようにいう彼の声
｢Aがあいつと仲良く話してて不安になってついあんなことしちゃった｣
ごめんね
最後にはもうダイドーは泣き出してしまった。
子供のような彼が彼女の中でとても愛しくなった。
｢ダイドーさんあのねわたし貴方に黙って出ていったことは謝るよそれにね｣
ダイドーは顔を上げる
｢さっき迎えに来てもらってすごく嬉しかった｣
彼女は顔を少しだけ紅潮させながら笑った。
それはとても美しく綺麗な顔だった。
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らっこ - ダイドーくんの小説は初めて読んだのですが、ずっとキュンキュンが止まりません…！ガイド3人の関係性や心理描写もとても丁寧で情景がハッキリと浮かぶようでした！貴方の作品に出会えた事がとても嬉しいです…！素敵な小説を書いて下さり有難うございます！ (2020年7月8日 21時) (
レス) id: 16822f1b7c (このIDを非表示/違反報告)
ベル - ダイドーくん大好きなのでドキドキしながら読みました！！もう更新しないんですか？続き読みたいです！！！！！！ (2019年11月17日 8時) (レス) id: fb7ce20cdf (このIDを非表示/違反報告)
ムーンナイト - 私も褒めてもらって嬉しいです!参考になりました! (2018年4月15日 22時) (レス) id: 00d2ecd3b4 (このIDを非表示/違反報告)
りら(プロフ) - ムーンナイトさん» 私の思う胸キュンストーリーに上手くキャラを当てていきます。あとは本を沢山読んで参考にしてます。あと台本がきはしないことですね。ムーンライトさんのもジップンとかほかのキャラクターがイキイキとしてて深い内容だと思います！あと褒めてもらって嬉しいです(^-^) (2018年4月14日 0時) (レス) id: 780f8b0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ムーンナイト - ダイドー君かっこよすぎ・・・このような話はどのように考えてるんですか?参考にしたいんですが? (2018年4月14日 0時) (レス) id: 00d2ecd3b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りら
作成日時：2018年2月24日 21時
