大家さんは外出中［Fischer's シルク］短編集 (ページ4)

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恋愛ゲームページ4

Aside

マサイ｢なあ、これやってみてw｣

そう言ってマサイが見せたのはUSBメモリー。

｢これ何？｣

マサイ｢フィッシャーズ恋愛ゲームw！｣

フィッシャーズ恋愛ゲーム…？
なにそれw

シルク｢お前ヒマかよwま、面白そうだしやってみっか｣

｢がんばれw｣

マサイ｢ん？Aがやるんだよ？｣

｢え｣

えー…最近恋愛ゲームなんてしてないから攻略できるかわかんないよ？

シルクのパソコンを借りてゲームを始める。
イスに座る私の右側にシルク、左側にマサイが立っていた。

｢お、始まった｣

さすがはマサイ、結構クオリティ高い。
物語は学園モノでフィッシャーズの皆は先輩、クラスメイト、後輩、先生等だった。

シルク｢あ、俺だ。先輩キャラなのかw｣

｢バスケ部のキャプテンじゃん｣

マサイ｢ちなみに俺は先生で写真部顧問、モトキは空手部の同級生、ザカオはダンス部の後輩、ダホが野球部のクラスメイト、ダーマはコンピューター部の先輩、ぺけが合唱部の後輩だな｣

設定すげーw
あ、入る部活決めれるんだ。じゃあバスケ部にしよ。

シルク『バスケ部に入ってくれてありがとう！一緒に頑張ろうな！』

ゲーム内のシルクが言うと、シルクが横で音声を入れてくれた。

シルク｢バスケ部に入ってくれてありがとう！一緒に頑張ろうなw！｣

｢笑っちゃダメでしょw｣

えっと、放課後はシルクに会うために体育館に行ってみようかな。

ー体育館ー

ザカオ『あ、A先輩！俺のダンス見てってください！』

シルク｢そっちじゃねーw！｣

マサイ｢ダンス部とバスケ部は同じ体育館で練習してるから、最初の方はどっちと会うかランダムなんだよw好感度が上がればシルクが出てくる確率は高くなるから安心して｣

｢そーいうこと｣

ーシルクが帰るところだ。どうする？ー

▷一緒に帰りませんか？
1人で帰る

｢一緒に帰りませんか？っと｣

シルク『お、おう。いいぜ』

シルクの立ち絵は、頬を赤らめている。

シルク｢なんかすごく恥ずかしいんですけど｣

マサイ｢好感度が上がってきた証拠だな｣

こうして私達は結構真剣にシルクの完全攻略をしていた。

シルク『俺がAを幸せにする。よかったら俺と付き合ってくれないか』

▷はい
いいえ

｢はい。……やったー！クリア！｣

シルク｢なんか精神的にやられたw｣

シルクはすっごい恥ずかしそうだったけど、結構楽しくゲームができた。

マサイ｢また面白そうなのできたら持ってくるね｣

シルク｢もうやめてくれw｣