落ち込んだ莉恋ちゃん ページ13
あれから何とか莉恋を宥めて電話切ったけど、あいつの事だからきっとまだ落ち込んでる。
北斗「そんな大したことじゃないのにね。」
樹「意外に気にしいだからな」
京本「俺、莉恋に言いたことあるんだけど、呼んでよ」きょもがそう言ってジェシーが莉恋に連絡したら、2人を預けてから来るって言ってたらしい。何でも、那恋の家に父方の祖父母が来てて、莉愛と湊に会いたいと言ったから、連れていくみたい。
それからしばらくして、ドアが静かに開いた。
莉恋「樹くん！ほんとにごめんなさい🙏💦」と入ってくるなり、頭を下げられた。
樹「もういいって。さっきも言ったけど俺、そもそもそんな怒ってないよ。大丈夫。次、忘れなきゃいいだけの話。」
莉恋「うん」ほらね、まだ落ち込んでんの。可愛いねほんと。
北斗「誰にだって失敗あるよ。莉恋、ごめんね。ゆっくり休めなかったよね。」
京本「北斗も樹も莉恋に甘すぎない？」
�眞蓮屬�前が言うなよ。お前も甘いだろうが」
京本「それはいいんだよ。莉恋」
莉恋「はい」
きょもの顔が怖すぎて莉恋の顔強ばってるのよ
京本「厳しく言うようで悪いけどさ、周りに甘えすぎじゃない？周りが何とかしてくれるからいいやって思ってるんでしょ。マネージャーなんだからもっとしっかりしたら？そんなんじゃ、マネージャーなんて務まらないよ。」
きょもがそう言えば、俺の後ろに隠れて抱きついてくる莉恋
京本「そうやって、すぐ、樹に甘えればいいって思ってんのも直した方がいいよ。それでよく、育児とか出来てたね。」
森本「きょも！そこまで言わなくてもいいじゃん」
京本「だってそうでしょ？何かあればすぐ、樹が何とかしてくれる、北斗が助けてくれる。そう思ってるんでしょ？だから、父親に罵られるんじゃないの？」
莉恋「何で、何で、大我がそんなこと知ってるの？」
京本「この間、仕事帰りに莉恋のお父さんに会った。お父さんにあの子とは関わらないでくれ。君たちとあの子は住む世界が違うってそう言われた。だから、俺はこう言ってやった。住む世界が違うかどうかは俺らが決めるんじゃなくて莉恋自身が決めることなんじゃないですかって。そう言ったらなんて返ってきたと思う？」
樹「なんて返ってきたの？」
京本「これを見せられた」
そう言ってきょもが見せてきたスマホの画面には莉恋が俺の知らない男と仲良くどこかの店に入る様子の写真
樹「…どゆうこと」
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作者名：み | 作成日時：2023年4月5日 22時
