6人の大男達とわたし。 2 (ページ27)

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. Rico side ページ27

今日はあの例の雑誌の発売日。何としてでも樹には見せてはいけない。樹くんは絶対に買ってるはず。だから、樹以外のメンバーには絶対に樹に見せないでほしいと頼んでおいた。
モヤモヤしながらSixTONESの楽屋へ入った。
莉恋「お疲れ様デース！」と入った瞬間、

樹「莉恋ぉ〜！」と樹が倒れ込むように私に抱きついてきた。普段、こんなことないから内心、ちょっと嬉しい笑

莉恋「うわっえ、樹くんどしたの•́ω•̀)?」と声をかければ

樹「俺ね、莉恋の雑誌買ったの。」と言ってきた。やっぱりね。

莉恋「あ〜うん、もう見た？」と聞けば

樹「見てないの！見ようとしたのにあいつらに全部奪われた！」と樹は5人を指さし睨んだ。

莉恋「それなら一生見なくていいよ？見ても得しないと思うし！」見てほしくない。

樹「何で莉恋までそんなこと言うの🥺！」と目をきゅるきゅるさせながら言った。樹くんってこんなに可愛いかった？

北斗「はァァ…じゃあ、樹はこれみてもそんなこと言える？」っておい！北斗！ほくとぉぉおおおおお！！！

莉恋「おぉぉぉーい！！北斗ぉ〜？」

樹「え、なにこれ」と樹は固まった。

樹「なにこれどゆこと？説明して」と雑誌を突き付けてきてそう言う。

莉恋「仕事」うん仕事だもん。

樹「そんなのは分かってる。俺が聞きたいのはそーゆー事じゃなくて、なんで黙ってたのかってこと」怒ってる。

莉恋「ごめん、」

樹「ごめんじゃねぇ。俺は謝ってもらいたくてそう聞いてんじゃねぇんだよ。いくら仕事でもこんな深いキスやりすぎだろ。俺ん時は拒否するくせにこいつとは簡単に出来んだな。」完璧に怒った。激おこじゅったんだ

莉恋「いや、事務所から雑誌が発売されるまでは言うなって強く言われてまして…なので、言えませんでした。あと、私も知らされてなかったっていうかなんて言うか、その、リハとか段取り段階ではなかったの！」

北斗「つまり、この相手役の方が莉恋に惚れて本番で我慢できなくて莉恋にしちゃったわけだ。」

京本「でも分かるなぁ〜莉恋目の前にしたらそりゃ我慢出来なくなるよね。」

髙地「莉恋、どうすんの。樹、拗ねちゃったけど」とゆごくんが樹を指した。樹はソファーの隅っこで体育座りをしながら拗ねている。

莉恋「どうするも何も。」

森本「Bllaってこんな際どい雑誌だったんだね」
※Blla。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、4thシングル「僕が僕じゃないみたいだ」初回盤Bに収録されているカップリング曲です。