黒き演奏者

７話 ページ8

聖也「遊びに来た」
赤間「よっ!珍しいな、聖也の方から来るなんてな」
聖也「今年の新入生って何人入った?」
赤間「34人かな、そっちは?」
聖也「29人だ」
赤間「大半の人数を落としてだろw」
聖也「仕方がないだろ、最初は100人超えてたんだぜ?減らさないと意味がないよ」
赤間「流石聖也だな」
聖也「殺す」
赤間「ちょ!待っ!?痛い痛い痛い!!!ギブ!ギブアーップ!!」
聖也「腕ひじき十字固めたったの10秒だぞ?まだいける」
赤間「無理だから!」

赤間の所は34人か、しかも面白そうな奴らが居るな。兎と豚の男子コンビはエルナ達と色々やってくれそうだ
あ、そう言えば用事があったんだ

聖也「にゃみりん先輩、頼まれてたピアノの録音ＣＤです」
にゃみりん「聖也君ありがと〜♪」
熊野さん「何時もありがとうっつって!」
聖也「おう」
にゃみりん「そっちの部活はどうなの〜?」
聖也「能力はわからないっすけど今の2、3年より上手かったから期待はしてます」
熊野さん「聖也がそう言うなら凄いんだっつって!」
赤間「雹でも降るか?」
聖也「降らねぇよ」

降ったとしても雨じゃねぇか

赤間「そう言えばそっちにエルナって子来た?」
聖也「部活には来てないけど俺の部屋に来てピアノ雑音弾いて飯食って去っていった」
赤間「何それw」
聖也「とんだトラブルメーカーだよ、ひみちゃんに料理作るって約束した後にビミィ先生とエルナとシグレ先輩に出会ってエルナが無所属だからって頼まれて招き入れられた」
熊野さん「とんだ災難だっつって!」
にゃみりん「へぇ〜聖也君も料理作るんだ〜」
聖也「たまにです」
赤間「超絶プロ級だからコイツ」
熊野さん「今度作って欲しいんだっつって!」
聖也「なら明日な、弁当作ってやる」
赤間「あ、俺も俺も!」
にゃみりん「私も〜」
聖也「…了解」

少し早起きしなくちゃ…

聖也「じゃあそろそろ行くわ、副部長から逃げてくる」
赤間「頑張っ!」
聖也「おう」
九美「逃がさないよ〜?」

もう来たし!?

聖也「アディオス!」
九美「逃がすかっ!」



赤間「アハハ!今年も賑やかになったな」
にゃみりん「エルナちゃんの影響かな〜?」
赤間「それもあるかも…」
熊野さん「だけど昔の聖也とは大違いだっつって!よく笑う様になったんだっつって!」
にゃみりん「確かにそうだよね〜」
赤間「まぁ、楽しそうで良いじゃん」



九美「逃げられたー!!!」



聖也「はぁ、やっと逃げ切った……ん?」
?「〜♪」
聖也「あれは……」

新入部員の……相良あずみさん?

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