黒き演奏者 (ページ15)

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１２話ページ15

聖也「明日は霧月との約束も出来たし…何の問題もないな」

さて、今から何処に行こうやら…

エルナ「道に迷った!」
ビミィ「…この道はオイラでも知らないりゅいよ…」

…何であいつらが居んの?

聖也「…あんたら何やってんの?」
エルナ「その声はセイセン!?」

よし、死刑だ

エルナ「痛っ!?なっ、何するんですか!?乙女の頭にチョップだなんて!!」
聖也「変なアダ名つけるからだっつーの…何だよセイセンって…」
エルナ「聖也先輩略してセイセン!!」
聖也「1度死ね」
エルナ「酷い!?」
ビミィ「…聖也君、道に迷ったんだりゅい。教えてくれないかりゅい?」
聖也「…右をまっすぐ進めば着きます、んじゃ」
エルナ「聖也先輩!一緒に行きませんか!?」
聖也「行かねーよ…アディオス」

俺は『サウンドマスター』からアイテムの羽根を作り出し、能力『エアコントロール』の効果で飛ぶ。飛ぶというよりも空気を操作して浮くという方が伝わりやすいだろう

…そういえばエルナってまだ無所属なんだよな?大丈夫か?…まぁ良いや、俺がどうこうするなんて事はしないからエルナ自身で頑張って貰おう…

さて、夕飯の食品買って早めに食おう

エルナ「……ねぇ、ビミィ?」
ビミィ「何だりゅい?」
エルナ「何でセイセ…聖也先輩はこんな場所に居たんだろ?」
ビミィ「……わかんないりゅい、ここら一帯はある場所だけ結界が張られていて誰も立ち入れられない所があるって聞いた事があるりゅいが…聖也君自身が色々と謎が多いりゅい…」
エルナ「ふーん…パワースポットなのかな?聖也先輩だけが知ってる場所かも!?」
ビミィ「…かもしれないりゅいね」