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side:Jun
ずっとデートしたい、なんて思っていた僕だけれども。
1度誘おうとして頓挫して、やっとそのチャンスが掴めた僕だけれども。
jn「デートって何すればいいんだ…？？？」
仕事終わりの宿舎。近くでぼやきを聞いていたクプスヒョンとドギョマがにっこにこの顔で近づいてきた。
しまった、酒のつまみを自ら提供してしまった。
なんて考えた時には時すでに遅し…。
sc「え〜っ、なんだよお、今度パクさんとデートすんのお？！やったじゃんジュナ、お前この前のカムバから色んな場所調べてなかった？ようやくデート出来るんだなあ！」
dk「やっぱりパクさんとこの前お話出来たんだね！僕嬉しいよ、ヒョン達がまた仲良しに戻って！
で、どんなデート考えてるの？…あれ、さっきヒョンデートって何するのって言ってたね？」
jn「言ったねえ…ねえ、デートってなんのためにあるの？」
dk「うっ、う〜〜ん…難しい質問だね〜？！」
なんか色々考え過ぎて分からなくなった。
恋人と過ごす、2人だけのための時間っていうのは頭にあってずっとそれをしたいって思ってた。
いつも会議室で過ごしている時間がデートかと言われればそうじゃない気がするし。
ご飯を食べながら話す時間はとても好きだし大切な時間なんだけど。
お互いの仕事場であるからかアイドルと職員という関係が抜けきらない気がして。
ていうか部屋も相まって僕らの関係の作戦会議に近い気がするな？？？
電話している時は基本自分の部屋同士でやってるから結構素の声や生活音が聞こえて楽しいけれど、姿は見えないし。
仕事とか時間とかを気にしないでただの恋人としての時間を過ごしてみたいって、ずっと思ってた。
場所にこだわってる訳でも今の関係に満足していない訳でもなかったけど。
2人で何をしよう、どこに行こうって悩んで話して、楽しみだねってわくわくした期待を共有したり。
楽しかったって笑って欲しいのだ。
僕とだけに過ごした時間を思い出して、僕だけに笑って欲しいのだ。
そんな欲張りな事を考えるようになってずっと出来ずしまいだったけれど、僕から言おうとして停滞、結局彼女から言わせてしまったけれど。
あの日みっともなくもAさんの手を握った今の僕なら、改めて握り返してくれたAさんとならいいものになるのかもって。
さて、気持ちだけが膨れ上がった僕。
デートの経験などゼロに等しい上に見えない正解のドツボにハマりつつある。
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ぬ(プロフ) - 昨日の夜この作品を見つけてここまで一気読みしてしまいました……！！こんな素敵な作品を作ってくださりありがとうございます！これからも楽しみにしております！ (12月11日 22時) (
レス) @page5 id: da599b57bc (このIDを非表示/違反報告)
ゆび(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！距離感が本当にたまらなく好きです……本当に大好きです……次回更新も楽しみにお待ちしております！！ (12月4日 19時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菫 | 作成日時：2023年12月4日 18時
