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js「まあ恋愛体質、なんて言葉もあるから逆に人に惚れにくい人が居てもおかしくないよね。でも好きになりたい人を好きになれないって辛いねそれは」
『ジョシュアさん良い人…』
jh「でもこいつ、誰に告白されてもホイホイ応えて付き合っちゃうんだよ。流石にヤベー奴とか会社の人には断ってるけど直ぐ彼氏変わんの。
それがなんかこう…見てて可哀想だなって。彼氏側が。次でなんか変わるといいな、愛想つかされる前に」
『いやだって色んな人と付き合えばその内好きになれる人に出会えるかもなって…？』
jh「疑問で返すなよお前の話だろ」
『だって自分でもよく分かってないからこうなってるんだよ〜…』
さっきまで澄ましてた彼女の、へにゃりと弱気に眉を歪めて突っ伏す姿が見せた弱みになんだか庇護欲が湧いたのだ。
それと同時に怒りたくなった。
js「ねえ、それは良くないよ。好意を向けられてるからって全部許しちゃ駄目。自分を大切にしなきゃ。何も思わないからって特別な人間関係に疲れない訳じゃないし自分の価値を下げちゃうよ」
『ジョシュアさんほんと良い人…』
jh「もっと言ってやってシュア。な？だからさあ、何処にでも行っちゃえるスカスカの予定を俺らが埋めてやろうと思って♡
会社で仕事するか俺らと飯食うかにしろよ」
『究極の選択じゃん…やだあ…』
jh「ヤダって言うなよ本人目の前にいる前で。いいじゃん俺たちに仕事があって忙しいこともアイドルの俺たちと過ごせるのも超名誉じゃん〜」
『や、やだあ……』
jh「このやろっ」
なるほど、随分とジョンハンは彼女に肩入れしているらしい。
掛け合いのように続く軽口が心地よくて思わず笑ってしまう。
js「僕らと居てもそう簡単に好きにならないって事か。ハニに惚れてないなら僕も安心。
ほらもっと食べなよAさん。次のお店も家に近い場所にしようね」
『ジョシュアさんマジで神』
jh「おいシュアの好感度だけ爆上がりしてんじゃん何だよ。俺も気ぃ使って提案してんだろうが」
js「言葉足らずだね、ハニ」
『わかりやすさって大事なんだよユンジョンハン。今日のあれは提案でもお誘いでもなく脅迫と拉致だった。
ほら肉焼けてるよ。お前痩せすぎ。そんなので踊れるの？』
jh「一言多いんだよお前。…もらうわ」
js 「……」
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なっつ(プロフ) - 素敵な作品に出会えて一気に読んでしまいました…！これからも楽しみにしています。 (10月2日 1時) (
レス) id: 1d12df4e5b (このIDを非表示/違反報告)
ムーンワーカー - 次の更新も待ってます！もう、めちゃくちゃ大好きです！ (2023年3月5日 20時) (レス) id: 8899fe7fbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆび - 一生大好きです……更新ありがとうございます………ずっとずっと楽しみに待ってました……ありがとうございます………幸せになれ……！！ (2023年1月3日 1時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菫 | 作成日時：2023年1月2日 1時
