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side:Joshua
僕には同い歳の女性の友人がいる。
パク・A。うちの会社に長年務める事務処理の社員の1人だ。
思えばその人とは会社ですれ違う事が練習生時代に何度もあった。今よりも遥かにアイドル達の居るフロアに出入りしていた。今はレアキャラになったけど。
それでも友人でも同性でもない僕からしたら同じフロアですれ違う人の1人。
初めてちゃんと見た時はこの子も練習生なのかな、と思うほどに綺麗だった。(後々ほんとに一瞬練習生だったことを知る)
彼女はパッと見て華やかとか目を引くとかの系統ではないし可愛い顔かと言われればそうでもない。けれど、しっかりと見た時の彼女の少し憂いげで凛とした顔立ちは美しい。
憧れの先輩とか、高嶺の花タイプ？同性にモテるだろうなっていう感じ。
そんな見た目なのに素は存外荒っぽい口調だし僕らアイドルに容赦ないし、結構荒んでる所が面白いと思う。
ジュナに恋愛診断書を作って書かせてたのにはお腹が吊るまで笑った。
時々ぶっ飛んでて愉快な僕の友人。
初めて話したのはデビュー前のナーバスな時期。
僕たちがデビューする直前、ご飯の約束の場所にジョンハンがそのAを連れてきた。
正しくは引きずってきた、に近かったけど。
jh「シュア、こいつA。見た事あるだろ。
今日こいつも飯混ぜていい？おら座れ」
『帰るゴシップのネタにはなりたくない初対面に近い人と同じ網の肉を食べるのはハードル高すぎる』
jh「わがまま言うなよわざわざお前の家の近くに店してやったんだから有難く奢られろよ」
その時の死んだ魚みたいな彼女の目は忘れられない。
js「えーと…ハニ？僕からも聞いていい？なんでパクさんを連れてきたのかな…？僕ら駆け出しのアイドルって分かってる？」
jh「ここの人は口硬いし俺らの隠れ家だし問題ない。
それにこいつと俺たちが男女の仲になる事も99%ない。
俺らが思わない限り」
js「？」
jh「だってこいつ、人のこと好きになれないらしいんだもん」
js「え？」
その時の気まずそうな顔も忘れられない。
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なっつ(プロフ) - 素敵な作品に出会えて一気に読んでしまいました…！これからも楽しみにしています。 (10月2日 1時) (
レス) id: 1d12df4e5b (このIDを非表示/違反報告)
ムーンワーカー - 次の更新も待ってます！もう、めちゃくちゃ大好きです！ (2023年3月5日 20時) (レス) id: 8899fe7fbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆび - 一生大好きです……更新ありがとうございます………ずっとずっと楽しみに待ってました……ありがとうございます………幸せになれ……！！ (2023年1月3日 1時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菫 | 作成日時：2023年1月2日 1時
