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sc「パクさんとジュニの状況は知ってる。
ジュニがAさんを避けてて、Aさんもそれに気を使って待ってる。今は俺達の傍に居た方が良いって判断してくれてるんだよな、ありがとう」

『そ、いや……はい。あの、私が居たからジュンさんが今回、』

sc「は?!何、自分が悪いって思ってんの?
違うだろ、悪いのはまずあのヌナじゃん!

あの人は…、ジュニやパクさんをこんな風に傷つけただけじゃない。俺達他のメンバーとかさ、ここに居るヌナ達スタッフの事まで悲しませたんじゃん。
パクさん達スタッフは俺達の事を思って仕事してくれてんのにさ、その信頼関係を崩したのは誰?!まず責任の所在はあの人!分かってる?!」

『は、はい…』


ものすごい勢いで説教が始まった。なんでだ。



「そう。
……そしてそれをその日まで気が付かなかった私にも責任がある。
私の方からちゃんと謝らせて。ごめんなさい、A」


隣で私達の話を黙って聞いていたオンニは静かにそう言い、私に頭を下げた。


『えっ、……いや、頭上げて下さいオンニ!私そんな、謝られるような事は何もっ…被害に遭ったのはジュンさんで、私はその恋人に過ぎなくて、』

sc「パクさん。黙って受け入れて。じゃないとヌナの気持ちとかこれからの仕事に整理がつかない」

『ええ……』

暫くはずっと頭を下げていた彼女がゆっくりと顔を上げた。
彼女は眉を眉間に寄せ、悲しそうな悔しそうな、すごく複雑な顔をしていた。

色々な感情を抑えようとして、それでも抑えきれなくなっむ表情に見えた。頭を上げるまではそれを出さない様にしていたのだろう。


「彼女の変化と暴走を見抜けなくて今回のことは起きた。
時々そういうことが目的な若い子は居るけど、あの子はずっと一緒にやってきた妹みたいな子で…メイクへの思いも人一倍あって誰より信頼してた。だからとても悲しい。


正直今でもどうしてって思うけど、チーフとして気が抜けていた言い訳にはならない。

1番に保護されるべきアイドルが傷ついたの。私の失態よ。それにアンタまで巻き込んで…本当にごめんなさい。

スンチョルも。あんたがここに来てくれて正直すごく有難いと思った。Aとの話し合いが終わったらあんたにも謝罪に行こうって考えたから。この場で次いでみたいな形になってすごく申し訳ないけれど、頭を下げさせて」

sc「…うん。受け入れるよ、ヌナ。そもそもあの次の日には謝ってくれたじゃん。俺にはもう今日から謝らないでね」

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なっつ(プロフ) - 素敵な作品に出会えて一気に読んでしまいました…!これからも楽しみにしています。 (10月2日 1時) (レス) id: 1d12df4e5b (このIDを非表示/違反報告)
ムーンワーカー - 次の更新も待ってます!もう、めちゃくちゃ大好きです! (2023年3月5日 20時) (レス) id: 8899fe7fbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆび - 一生大好きです……更新ありがとうございます………ずっとずっと楽しみに待ってました……ありがとうございます………幸せになれ……!! (2023年1月3日 1時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年1月2日 1時

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