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jn「ジョンハニヒョンって今日宿舎に居るっけ?探しに行こ?」

mh「僕も?…いや、まあ僕は今から会うから別に良いけど」

jn「今から会う?」


思い立ったが吉日。これ以上うだうだ言わずに行動しようと部屋を出るためドアを開けたら目の前に噂の人が居た。



jh「なあに?俺に何か用?」

jn「?!」

jh「おージュニ。なんでそんな俺にビビるの。ヒョン傷ついちゃう」

なんて言いながらにこにこしてるヒョン。
どうやら部屋での直前の会話が聞こえていたらしい。

これはからかわれてる。僕が何を聞きたいのか分かっていながら、僕から口にするのを面白そうに待っている。


jn「う、ごめん……えと、その。Aさんのことで」

jh「A?あいつがどうしたの。何かされた?」

jn「そんなことない!けど、…」

jh「ん〜?」

mh「…ああ、もう。焦れったい。


ヒョン、ジュニがAさんのこと知りたいんだって。仲のいいヒョンが知ってること」

jh「俺が知ってるAのこと?ジュニが欲しい情報を俺が持ってるかなあ。うーん、ジュニにはすごい優しいけど案外ドライな人間だとか?」


僕が知らないAさんをヒョンが知っているのは当たり前だけど。
ちょっぴりその事実にムカッとするけれど。


jn「そういうのも、そうなんだけど。

…僕、Aさんがすっごく優しいって知ってる」



かっこよくて話し上手で、素敵な人。

でも、それしか知らない。
違う顔を知りたいとか、それ以上に…。


jn「どうしてそんなに優しい人になったのか、素敵な人なのか、僕が好きなAさんになるまでのAさんを知りたかったの。Aさんの僕への気持ちや態度を、僕が無駄にしない為に」



全部知りたい。

貴方の気持ちを僕が汲み取れる様に。

もっと貴方を好きになるために。



jh「うん、そっか。ヒョンは嬉しいよ。Aを理解しようとしてくれる人が増えて。
ならシュアにどんな奴なのか聞きなよ」

jn「え」

jh「俺はこの後ミョンホと約束あるから時間作れないしさ」


にっこりと、それはもう天使の如く綺麗な顔でヒョンは笑った。


jh「シュアは今日、事務所に居るよ。事務に用があるんだって。会いに行けば?」


誰に、とは言わなれなかった。

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なっつ(プロフ) - 素敵な作品に出会えて一気に読んでしまいました…!これからも楽しみにしています。 (10月2日 1時) (レス) id: 1d12df4e5b (このIDを非表示/違反報告)
ムーンワーカー - 次の更新も待ってます!もう、めちゃくちゃ大好きです! (2023年3月5日 20時) (レス) id: 8899fe7fbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆび - 一生大好きです……更新ありがとうございます………ずっとずっと楽しみに待ってました……ありがとうございます………幸せになれ……!! (2023年1月3日 1時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年1月2日 1時

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