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そろそろ帰ろうとしていたらこっちに話が飛び火してきた。もう少しだったのに…!


「あ、御足労してもらって申し訳ないんだけどさ。今日は兄弟でご飯食べないよ。オンニと食べるってお母さんにも言ってあるから。家の近くまで送って貰うし」

jh「待て、母さん公認になりやがったのかお前…?」

『ああ、さっきビデオ通話した。菓子折りも貰った。今度遊びに来てね、だって。お土産何がいい?』

jh「ぜっっってえうちの敷居は跨がせねえ」

『私もお前の実家になんか行かねえよ馬鹿。大人としてよその家の女の子預かる最低限の礼儀と手回しだわ』

「えー残念。外堀から埋めようとしてたのに。お母さんオンニのとこ気に入ってるし」

『怖…』

「あ、お兄は絶対オンニにちょっかいかけないでね。お兄に穢されるのとかマジ考えたくないから」

mg「お前なんでお兄ちゃんにそんな冷たいんだよお!いつもプレゼント買ってあげてるだろ?!ご飯も連れてってるだろ?!」

「は?恩着せがましいわ。オンニにはねえ、もっとこう…純粋で優しい人じゃないと駄目なの!私が許せない」

mg「お前がかよ。今日あって数時間のお前にヌナの何が分かるんだよっ」

『お前もな?』





そして話は思わぬ方向に進んだ。



「そうそう、お姉さん属性だから年下相手が良さそうだよね。グループで言うなら…例えばジュンさんとか?」

mg「ギャッッッッ」

「うるさっ。急に大声出してなに?何でそんな焦って……え、マジ?」

「オンニ……?」

『いやあ…そんな訳ないじゃないですか』

jh「そうそ、こいつ今彼氏とそこそこ続いてるしさ。…あれ、でも今ちょっと距離できてるんだっけ?何でだっけなあA。
あ、カトクの通知音じゃん。確認しなよ、彼氏じゃない?今噂のさあ。タイムリ〜」

『なあユンジョンハン、そのにやけヅラ引っぱたいていい?お前明日撮影ないだろ?なあ』

「え、なになになになに」

「…ヌナ達、場所移動しよっか。
私の家で朝までお話しよ♡」

「りょ!ママにお泊まりの許可取ってくるね!」



ヤバい。若い子達に外堀を粛々と埋められている…!



『…ジョンハンさん、私のこと絶対家の敷居跨がせないんじゃなかったっけ?』

jh「うちの母さん洋菓子好きだからよろしく〜。楽しんで来いよ♡」

『よし歯ァ食いしばれ』

mg「ヌナ、引っぱたくなら俺にしてごめんなさい」

『大丈夫、君はぶん殴る前提だから』

mg「ヒッ」


店員さんは耳を塞いでくれていた。

リハビリ:+1.5歩→←・



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なっつ(プロフ) - 素敵な作品に出会えて一気に読んでしまいました…!これからも楽しみにしています。 (10月2日 1時) (レス) id: 1d12df4e5b (このIDを非表示/違反報告)
ムーンワーカー - 次の更新も待ってます!もう、めちゃくちゃ大好きです! (2023年3月5日 20時) (レス) id: 8899fe7fbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆび - 一生大好きです……更新ありがとうございます………ずっとずっと楽しみに待ってました……ありがとうございます………幸せになれ……!! (2023年1月3日 1時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2023年1月2日 1時

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