1歩進んで半歩戻る僕ら 3

女子会 ページ14

jn「そうなんですね！Aさん、明日お休みなんだ」

『はい。っていっても出かけるんですけどね。また朝起きないといけない…』

jn「また起こしますか？」

『………いや、頑張って起きます』

jn「すごい悩みましたね…」


ジュンさんと夜の電話を再開して早2週間ほど。

無事に仕事にも復帰して以前通り忙しいスケジュールをこなしている様子。いや、急に休んだしわ寄せが今来てるからもっと忙しいかも。

勿論毎日電話ができる訳では無い。ジュンさんの撮影が深夜まであったり反対に私が事務所にかん詰めだったり。


それでも予定が会う日をちゃんと教えてくれて以前よりマメに連絡してくれるので少しずつまた私たちの関係も日常に戻りつつある、と信じたい。

まだ会えない分、声を聞きたいと思ってくれているのだろうか。
そうだとしたら、私もその気持ちになるべく応えたい。



jn「お出かけですか、いいですねえ。お友達とですか？」

『お友達……おともだち……？』

jn「えっ悩むんですか？相手すごい気になってきた…」


さて。数少ない平日の休みを私は人と過ごす訳ですが。


『いや、出かけるのは同性なんですけど。

一応聞いておくんですけどジュンさん。

ジュンさんの中でどこからが浮気ですか？』


jn「へっ？」






jh「おい、キムミンギュ。ツラ貸せ」

mg「へっ？何よジョンハニヒョン、そんな怖い顔して。俺なんかしたっけ…？」

jh「出掛けるぞ。車出せショッピング街に行く」

mg「えっえっほんとに何…？あの出不精のヒョンがなんでわざわざショッピングに…？

はっ！俺がヒョンの部屋からアクセ借りパクしてるの気がついて俺に買わせようとしてんの？！」

mh(自分から自爆してる、馬鹿だなあこいつ…)

jh「おー全部白状できて偉ないなあミンギュや。違う理由でお前駆り出したけども1個あの店に行く理由が出来たなあ。おらさっさと車の鍵取ってこい」

mg「えっ理由それじゃないの…？アクセならクプスヒョンとかシュアヒョンとかと見に行きなよお」

jh「…お前今日インスタ見た？見てないなら今すぐ確認しろ。お前の妹と俺の妹のな」

mg「うん？……ん？『年上オンニとショッピングデート』？はて、歳上のヌナ…？」

jh「俺の妹もなあ、同じ写真あげてんだよ。お前の妹ともう1人の服が写っててなあ…見覚えあるんだわ」

mg「え、誰さ」

jh「ミンギュの妹って歳上好き？



歳上好きなら覚悟しとけ、あいつ同性の歳下キラーだから」

mg「うん？」

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