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hs「ねえージフナ〜！聞いてたあ〜？！」
wz「一々俺に反応求めんなよ。知らねえよ、メンバーの恋愛事情なんて知りたくねえわ……」
そう言いながらもヘッドホンを片耳外して作業してたらしい。身体作業デスクじゃなくて反対側のこっち向いてるし。興味はあるんじゃん。
こういう遠回しなところ、すごく可愛い。
wn「そうだよなあ、同級生のジュニと学校の先輩の恋話だもんなあ。2人のこと知ってたら気まずいわな」
ウォヌはニヤニヤしながらウジを見た。
その視線に気づいたウジは「うるせっ」とだけ言ってまた背を向けた。
…ん？学校？
jn「えっ」
hs「は？！なにジフナ、お前パクさんと同じ学校だった訳？！いつよ！」
wz「…中学の時の先輩。学年も部活も違うから接点どころか会話すらした事なかったけど。俺が一方的に知ってただけ」
それは僕の話よりもすごい衝撃的な話ではないか？
僕たちのお菓子を摘む手が止まらない。
wn「パクさん釜山の人だったんだよなあ。ジフナと同じ方言話すのか。面白」
hs「え〜っ、今同じ会社で働いてるの？すごい話だねそれ。
…ん？一方的に知ってたって何？パクさん有名だったの？美人だしねえ……はっ、まさか」
wz「阿呆なこと考えんなよ。恋愛感情あったとかならジュニの前で話さねえよ。
音楽だよ、楽器。
あの人クラリネットすげえ上手くてさあ。吹部のエースだなんだ言われてたの聞いてるんだよ。俺も文化祭とかで何回か演奏聞いてて。
俺は通りすがりのちょっとしたファン？みたいな。俺もクラリネットやってたし」
なんと。Aさんは方言を話す上に楽器までやってたらしい。
wn「ふ〜ん。そうなんだ」
hs「ジフナが褒めるってすごい人だったんだね、中学生の時の話だけど。
…ジュ、ジュナ？大丈夫？ジフナのマウント話に悲しくなってないか？俺の知らない恋人の話されてるーって」
wz「おい、だれがマウント取ってるって？
…あ〜、気分悪くさせたならごめんジュナ」
jn「いや、なんて言うか…
エースって呼ばれるAさん、絶対かっこよかったんだろうなって……♡」
Aさんはかっこいいからモテるのなんて分かってるし。
それ以上にAさんの知らない話が聞けて個人的には楽しいんだけど。
hs「…お、おう、」
jn「あと音楽やってたっていう共通点が増えて嬉しい！」
wn「…要らない気遣いだったな」
wz「おん、この浮かれ野郎め」
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なっつ(プロフ) - 素敵な作品に出会えて一気に読んでしまいました…！これからも楽しみにしています。 (10月2日 1時) (
レス) id: 1d12df4e5b (このIDを非表示/違反報告)
ムーンワーカー - 次の更新も待ってます！もう、めちゃくちゃ大好きです！ (2023年3月5日 20時) (レス) id: 8899fe7fbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆび - 一生大好きです……更新ありがとうございます………ずっとずっと楽しみに待ってました……ありがとうございます………幸せになれ……！！ (2023年1月3日 1時) (レス) id: b9570136cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：菫 | 作成日時：2023年1月2日 1時
