絶妙に知ってる乙女ゲーム新シリーズの住人になった件

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絶大な人気を誇る乙女ーゲームシリーズ、「17(SEVENTEEN)」。


13人のイケメンな攻略対象と疑似恋愛できるゲームの名前だ。

若い女の子を中心に大ヒットとなりいくつも舞台設定を変えシリーズ展開された。
グッズも沢山出て即完売。国の経済を少し潤したと言っても過言ではないほどに熱狂的に。



私の1番の友人もハマったその熱狂的なファンの1人で、全シリーズ・全キャラクターを攻略していた。
そして私は隣で毎日その子達の話を聞いていた。内容を覚えるくらいに。


そう、実際にはプレイしていない。情報を聞き流していただけだった。


どのシリーズでもメインキャラクターの男子は同じ13人。年齢も顔の系統も性格も選り取りみどりで何周も楽しめるのが売りみたいだ。



ちなみになぜ13人の攻略対象なのに名前が17なのかという質問に対し会社は



「キャラのネタ切れです。上手く設定で誤魔化しました」


とのこと。素直すぎで逆に信頼したよねその会社。
第1作目の設定はアイドル。13人の男子アイドルグループにひょんなことから所属してデビューすることになった主人公(性別女子)。世間に女性であることを隠しながら13人と共に1つ屋根の下共同生活を送りながらトップアイドルを目指すこれでもかと乙女の心を掴む要素が盛り込まれた展開。
グループ内でさらに3つのチームに別れており、どこに入るかで攻略対象との距離感も変わる。


13人の攻略対象 + 3つのチーム + 1つのグループ

で足して17。だからセブンティーン！だそう。



そして乙女ゲームに必須な攻略対象からの好感度が分かる恋愛パラメータの他にも自分磨きのパラメータ、所謂努力パラメータもあり、恋愛パラメータよりそっちを上げていく方が難しい、らしい。

シリーズの設定によってパラメータの項目はまちまち違うけど特に第1シリーズのアイドル編のパラメータ上げは1番最初の作品なのに1番キツい。


トップアイドルになるためのボーカル力、ダンス力、ラップ力やスキンケアなどによる魅力やトーク力なんてものまで求められこれを上げないとグループ内でのチーム分けや先のストーリーに大きく影響を与える。


「恋愛してる余裕なんてねえぞどうする」「運営鬼か？恋愛させる気ある？」「デートの時間？練習室に直行ですね」となんとも寂しいコメントがネット上には溢れていた。


やり込み必須な設定の精密さから運営の愛と狂気を感じるね。

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