8 ページ8
新入生歓迎ライブは大成功に終わり、ありがたいことにライブに来てくれた人がたくさん話しかけてくれるようになった。少しずつ、友達増やしたいなあ。
嬉しいなありがたいなあ‥と思いつつ、今の私はと言うと、騒がしい校舎内から少し離れて外の花壇にいる。
そう、忘れてはならない、私は環境委員。環境委員は、お花の水やりも担っている。4月も半ばになりもうすぐ5月がやってくる。
昼休みの、あったか〜い陽射しと優しい風に当たりながらお花に水をあげる。この時間がだいすき。♡
○○ 「‥‥〜〜〜♪」
つい鼻唄を歌っていると、
北 「えらいご機嫌やな。」
○○ 「わっっっっ、北くん‥びっくりしたあ。」
ふいに現れる北くん。忍者みたい。
北 「綺麗やな、花。」
目線を私の足元にある花壇に移してそう言う。
○○ 「ね、綺麗だよね。毎日ちゃんとお水あげて太陽に当ててあげるとこんなに綺麗に咲くんだよ〜、可愛いよね。」
北 「せやな。Aさんの鼻唄も聞けて贅沢やし。」
なんて言いながら北くんは、ふふと笑う。
○○ 「なあに言ってるの。」
と笑い返せば、別に冗談やないで、なんて柔らかい表情で言うものだから、もう何も言えない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 332人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛(プロフ) - 匿名さん» 気づきませんでした汗 ご指摘ありがとうございます！外しましたスミマセン( т т ) (2月29日 12時) (
レス) id: fcbe7543f9 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オ.リ.フ/ラついてますよ！☑外してください (2月29日 11時) (レス) id: 230941a378 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛 | 作成日時：2024年2月28日 14時
