微 睡 む 空 気 で 。2 - 北 信介

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ふわふわした気持ちで、北くんって仏様なのかな？とか思っていると















？ 「‥‥あっ、アランくん！！」













と金髪の男の子が顔を出す。アランくんのお友達？













アラン 「おおー双子やないかー！お前らも来とったんか。」
















治 「ツムがどうしても行きたい言うんで来てみました。」



















侑 「っんやねん！！サムのが楽しみにしとったやろ！！！」



















角名 「2人とも、同じくらい楽しんでたよ。」



















なんだなんだ、双子？チベスナみたいな子いる？とか思っていると、先程の金髪の男の子が私を見るなり、瞬間移動したかのような速さで目の前に来て私の手を握る。



















侑 「歌声やばかったです！！！！俺と一緒にカラオケ行ってください！！！」


















と握った手をブンブン振りながら言われる。目をきゅるきゅるさせた彼は一体誰だろう。



















北 「侑、まずは自己紹介からやろ。いきなり手握るのは失礼や、Aさんびっくりしとる。」



















と、北くんが私の手を握っていた金髪の彼の手を、やんわり離させる。そのとき、一瞬北くんの手が私の手にも触れて、不覚にもドキっとしてしまう。いけない。



















侑 「はっっっっっっっっっっっっ！北さん、すんません‥。」



















北くんとも知り合いなんだ。部活の子かな？北くんの知り合いなら悪い人じゃないよね。



















○○ 「ぜんぜん、大丈夫だよ！バレー部の子？1年生？」



















侑 「っっう゛！あい、そうです‥‥！！‥あかん、マイク通さん普通の喋り声も綺麗や！！！」



















何かを噛みしめるようにそういう金髪の彼。面白い子だ。



















アラン 「こいつらは今年からバレー部入ってきた、宮侑と治や。双子で俺とは昔から知り合い。あとこっちは角名倫太郎や。お前ら挨拶しいや。」

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