検索窓
今日:4 hit、昨日:67 hit、合計:8,344 hit

14 ページ14

北くんたちはもうコートにいて、練習の準備をしている。それを見てワーワーキャッキャ言っている女の子たち。



















‥‥北くん、優しいし綺麗な人だから、やっぱり人気なのかな。



















て、なにを考えてるんだろう。他の子が北くんを好きでも、私には関係ないのに。
















‥関係ないのに。



















北 「アップ始めんで。‥‥侑、集中せえ。」


















主将の北くんの声がかかり練習が始まるみたい。侑くんは、こちらに向かって自信満々に大きく手を振っている。楽しそうだな。で、北くんに叱られてる。



















生徒A 「ねえいまのみた!?宮くん絶対私達に手振ってたよ!!」



















と横の女の子たちの会話を聞いて、やっぱりさすが侑くんたちも人気あるんだなーと感心する。



















アップを十分にとり、いよいよボールを使ってサーブレシーブの練習?を始める。



















アランくんとか侑くんとかは、とても目立ったプレーをしている。派手で、まさに攻撃手みたいな。とてもかっこいい。ダイナミックなサーブに、すごい姿勢からのレシーブ。見ていてハラハラしておもしろい。



















けど、やっぱり。私は北くんに目をひかれてしまう。息を呑むような静かなプレー。他の選手みたいに派手なプレーはしないけど、ドンと構えて動じない姿勢。彼がいるとコート内が締まるような雰囲気。北くんがいれば大抵のことはなんとかなりそうな気がしてしまう。頼りになるって感じかな。

















 



ああ、バレーをしてても北くんは北くんだ。


















○○ 「‥‥‥かっこいいなあ。」















つい口に出てしまっていたみたい。



















純夏 「え!!?!!誰がかっこいいって?!!♡」


















純夏が聞き逃すはずもなく、私に詰め寄ってくる。


















○○ 「ふふ笑 みんなだよ、みんな。」


















純夏 「みんなを褒めるときの言い方やなかったで○○。特定のやつおるやろ。んもうわかっとるって!北やろ?」



















○○ 「え!!な、なんで?」

















純夏 「いやそんな分かるて。いつも隣におるんやで、舐めんといてー。普段から表情出とるで。」

15→←13



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
332人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 匿名さん» 気づきませんでした汗 ご指摘ありがとうございます!外しましたスミマセン( т т ) (2月29日 12時) (レス) id: fcbe7543f9 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オ.リ.フ/ラついてますよ!☑外してください (2月29日 11時) (レス) id: 230941a378 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2024年2月28日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。