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雨の日、北くんと一緒にお家まで帰った日から早2週間。





今日は新入生歓迎ライブ。







北くんも見に来てくれるみたい。けど、「見に来る」なんて言われちゃうと余計に緊張しちゃうよねえ‥。朝から少しドキドキして過ごす。















北 「今日やんな、ライブ。」











朝のHRが始まる前に、前の席に座る北くんが、くるりとこちらを向いて話しかけてくる。














○○ 「ですです!放課後だけど、今日部活ないんだっけ〜?」




 












北 「おん、今日部活休みやねん。アランもAさん応援する言うて張り切っとるで。」



















と言いながら北くんがアランくんの方に顔を向ける。その視線に気づいたアランくんがこちらへ来る。

















アラン 「A〜!!今日楽しみやなあ!ほんま、楽しみやなあ!!」






 








ギラギラ眩しい笑顔で言ってくるアランくん。嬉しいなあ、こんなに楽しみにしてくれてる人がいるなんて。笑顔で、「初めてライブ行ったときはなあ、ほんまになあ〜‥」と話してくれるアランくんに、うんうん、と相槌を打っていると














北 「俺も楽しみや、またAさんの綺麗な声聞けると思うと。」

















と、小さく優しい声で呟く北くん。その柔らかい表情といったら‥


















アラン 「えっ!!なんて?!信介、お前も楽しみやんなあ!!そうよなあ〜!!!うんうん!!」



















アランくんは北くんに近づき肩を組もうとしている。北くんはされるがままだ。おもしろい。ふふ。



















北 「ほんまに陽気やな、アランは。」
















真顔で言う北くん。








○○ 「ね。笑 こんなに応援してくれてるんだから、がんばらなくちゃー!」
















何故か緊張よりも、楽しみが勝ってきた。アランくんは純夏に、「藤島も行くやろー?!!」と話しかけに行った。「当たり前やろ!○○はうちの親友や、あんたにはやらんで!」「Aは俺の親友でもあるわー!!」などと話してる。



と、思えば












北 「ずっと見とるからな。」















北くんは私の近くでそんなことを言っている。真っ直ぐ、綺麗な瞳に私を映してそう言うものだから、また緊張してきちゃった。これ、なんの緊張?














○○ 「‥うー、緊張させないでよう。」













北 「はは、すまんな。」

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(プロフ) - 匿名さん» 気づきませんでした汗 ご指摘ありがとうございます!外しましたスミマセン( т т ) (2月29日 12時) (レス) id: fcbe7543f9 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - オ.リ.フ/ラついてますよ!☑外してください (2月29日 11時) (レス) id: 230941a378 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2024年2月28日 14時

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