微 睡 む 空 気 で 。 – 北 信介

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北 「おん。俺も仲良うなりたい思っとるよ。」



















素直にその言葉が出てきとった。
そう言うとAさんは、ほわほわ嬉しそうに笑う。



















‥ほんまにこの笑顔、柔いな。



















えらい意気込んどる様子で、仲良うなりたいなんて言うてきたAさん。今年は色んな人と仲良うなりたい、らしい。



















目指せアランくん！なんて言うとる。アランはツッコミうまいし陽気やし、好かれる性格しとるもんな。でもAさんがアランみたいになったら、収拾つかなくなってまうなあ。ちょっと、おもろいけどな。



















目線を少し移動させればまだ騒いどるアランと藤島さん。
ここに、アランみたいになってしもたAさんが加わったら‥。かなわんわあ。アランは目指さんでもらわんと。



















　









北 「2人とも声のボリューム考えや。周りの迷惑になるやろ。あと、その言い争いは無駄や、どっちもちゃんと声デカいで。」



















なんやとー！！と言い返して来る2人の声が聞こえる。
Aさんが優しく笑う。



















北 「ほんま、騒がしい1年になりそうやな。」















そっと、横におるAさんに言う。

















○○ 「そうだね。私もがんばらないとー！」



















騒がしい1年にある、1日1日を丁寧に、大事に過ごしていかんとな。

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