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昼休み、ジミンは留学の手続きのことで職員室に呼び出されて行ってしまった。

屋上は、私とテヒョンの二人だけ。






 V「ジミン、呼び出されちゃったね。」


 『うん、』


 V「仕方ないことだけど、あんまり俺たちの時間
  奪わないでほしいな。」






卒業まで、あと数ヶ月しかない。

私たちとジミンが一緒にいられる時間も、残り少ないのに……






 『……たくさん思い出作りたいな。』


 V「そうだ!今年は冬休みに何か計画しようよ!
  夏休みの時みたいにお泊まり会とか!」


 『受験生なのに?』


 V「それまでに死ぬ気で勉強すればいいんだよ。
  息抜きも必要でしょ?」






少し冷たくなった風が、頬を撫でる。






 『ジミンに話してみよう。』






ジミンならきっと賛成してくれるよ。






 V「この際一緒に年越しちゃう?」


 『あはは、それ楽しそう(笑)。』






ユンギさんと二人の年越しもおごそかでいいけど、みんなで年越すのもまた違った魅力がある。






 『どうせならみんな呼ぶ?
  ジンさんもユンギさんも、ナムジュンさんも
  ホソクさんもジョングクも。』






予定が合えばの話だけど。






 V「うわー、楽しそう!」






ユンギさん、今年の年越しは賑やかになりそうです。






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作者名:mayumayu | 作成日時:2020年8月28日 23時

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