ユンギさんと私 2 (ページ19)

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ノートを書く手を一旦止めて、ぐーっと背伸びをする。

　『……あれ？』

夢中になっていて気づかなかったけど、ジミンもジョングクもこたつに突っ伏して眠ってしまっていた。

　V「あ、A。トイレ借りたよ。」

　『うん……みんな寝ちゃったね(笑)。』

　V「ねー。ジョングク期末試験大丈夫なのかな(笑)。」

また英語の点数が一桁じゃないことを願うよ←

　V「あ、ちょっと教えてほしいことがあるんだけど、」

　『どこ？』

　V「これこれ、この問題ってさ、』

と、同じ問題集を覗き込んだのが悪かった。

　『っ、』

　V「いった、」

ゴンっ、と鈍い音を立てて頭同士がぶつかったのだ。

痛い……

地味に痛いやつだこれ。

　V「ぷっ、(笑)。」

　『……ふふふ(笑)。』

それでも何だか可笑しくて笑った。

　V「Aって意外と石頭なんだね(笑)。」

　『テヒョンこそ(笑)。』

あ、テヒョンおでこ赤い……

嘘、私本当に石頭？←

　V「赤くなっちゃってる……」

そっと、テヒョンの指が私のおでこに触れる。

赤くなってるの、多分おでこだけじゃないよ。

だってすごく頬が熱いの。

　V「ふは、可愛い(笑)。」

恥ずかしくて、他の二人みたいにこたつに突っ伏した。

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