ユンギさんと私 2 (ページ16)

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　JM「おかえり二人とも！……あれ？A？」

　『あ、う、うん！ただいま！』

唇を押さえたまま上の空だった私に、ジミンが不思議そうに声をかける。

隣のテヒョンは……

別に普通だ。

待って？

なんで私だけこんな余裕ないの？

　JM「A？本当に大丈夫？
　そんなにお化け屋敷嫌だった？」

　『うん、嫌だった。(即答←)』

　JM「あっ、だよねー←」

"僕だけ逃れてごめんね"なんて両手を合わせたジミンは、全然自分が悪いなんて思ってなさそう。

まぁ実際悪くないんだけど。

　『ジュース買ってくれたら許す。』

　JM「奢らせていただきます！」

　V「俺もー。」

　JM「お前は楽しんでただろ！」

なんて言い合いをしながら、自販機まで歩き始める。

　JM「あれ？テヒョンア、」

　V「なに？」

　JM「耳、赤いけど暑い？」

　V「え！うん、暑い暑い。」

　JM「おかしいなぁ……僕肌寒いんだけど…」

……余裕がないのは、私だけじゃなかったみたい(笑)。

　『ならアイス食べる？
　あっちでバスケ部の子たちが売ってたよ。』

　V「お、いいね！」

　JM「僕イチゴ味にしよっと。」

　『私チョコレート。』

自販機に向かっていた足を、今度はバスケ部の出店に向けた。

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