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高校生の秋の楽しみと言えば……
V「文化祭!」
そう、文化祭。
JM「でも僕ら高3だし、何もやらないよ?」
受験生である高3は、店も出し物もやらない。
ただ楽しむだけ←
『一番楽じゃない?お客さんだから(笑)。』
V「そうだよー。大変な受験勉強の唯一の息抜きだよ!」
JM「まぁそうだけど(笑)。」
部活をやってないから関わりがないけど、後輩たちは何するんだろう。
『ダンス部は?何かやるの?』
JM「わかんない。引退してから行ってないんだ。」
V「いひひ、ますます楽しみじゃん(笑)。」
『確かに何やるかわかんない方が楽しみ増えるね。』
退屈そうに机に突っ伏していたジミンが、言えてる、と笑う。
JM「今年はユンギさんたち来るって?」
『私たちが何もやらないから来ないでしょ。』
ユンギさんは、どんなに仕事が忙しくても学校行事には絶対参加してくれていた。
合唱大会、授業参観、体育祭……
さらには個別懇談から保護者面談まで。
V「そっか。Aの晴れ舞台じゃなきゃ見る価値
ないもんね。」
『晴れ舞台って(笑)。』
大げさだな(笑)。
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作者名:mayumayu | 作成日時:2020年8月28日 23時