ユンギさんと私 2 (ページ11)

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恋を自覚すると、なんだかドキドキして今までみたいに接することができない……

なんてことはなく←

　V「A！宿題忘れた！見せて！」

　『え、また？(笑)』

　JM「……懲りないなお前←」

ジミンに気づかせて貰った後も、気まずくなることなくテヒョンと話せている。
(平常心を保つのは一苦労だけど←)

かといってトキメキがないわけでもなく、私の可笑しな症状にジミンも首をかしげていた。

まぁ良い。

私は私なりにゆっくり、この気持ちを受け入れていこう。

　V「A、」

　『ん？……っ、』

　V「……付いてる。」

風に乗ってきたであろう落ち葉が一枚、私の髪の毛についていたみたい。

それを、テヒョンの綺麗な指がそっと取り去る。

　『……ありがとう。』

どういたしましてー、なんてにぱっと笑うテヒョン。

反対に、目すらも合わせられない私。

恋するって、こんなに疲れるものだったんだね。

　JM「今年の年越し、楽しみだねー。」

足元に散らばる落ち葉を踏みながら、ジミンが楽しそうにくるくる回る。

　『ジンさんたちもみんな予定合って良かったよね。』

誘ったら、二つ返事でOKが出た。

毎年年越しはユンギさんと二人だから、賑やかな年越しは少し新鮮。

楽しみだなー。

　V「楽しみだけど、まだ二ヶ月も先だよ(笑)。」

　『あはは、確かに(笑)。』

　JM「気が早いね、僕ら(笑)。」

三人で、顔を見合わせて笑った。

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