SEVENTEEN CARAT 4 (ページ3)

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弟の恋路は応援するものだ 3 ページ3

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後日、ソクミンにどうだったか聞いてみた。

宿舎のソファで膝を抱えて座る彼を見ると、成功という訳ではなさそうだ。

　DK「……ライバルが強敵すぎた、」

　『え、他にもジヨンに思いを寄せてる人がいるの？』

　WN「なんであいつがそんなにモテるんだよ←」

携帯ゲームをピコピコしながら毒を吐くウォヌ。

モテると思うよ。

だって可愛いし気が利くし、何より色んなことに一生懸命でしょ？

　DK「違うよー……」

　『違うって何が？』

　DK「ジヨン"が"思いを寄せてるんだ……」

　『え？！』

あの子とは色々話すけど、誰かに恋してるなんて話は聞いたことがない。

いや、私に話さないだけで誰か良い人がいるのかも……

　WN「……誰だかだいたい想像つく。」

　DK「うん、むしろ周知の事実って感じ。」

　『ん？』

ウォヌとソクミンが、じっと私を見つめてる。

　『あ、そういうこと？』

　DK「うん、」

どうやらデート中、ジヨンは私の髪飾りばかり熱心に選んでいたようで……

ソクミンは完全に空気と化していたらしい←

　『……なんかごめん←』

　DK「いや、わかってたことだから……」

虚しい！

虚しいよソクミナ！

　DK「でも頑張るよ。
　とりあえずもっと仲良くなることから始める。」

　『ん、そうしな。』

それからソクミンは仕事の度にしつこくない程度に話しかけ、なぜか"親友"という立ち位置に落ち着いてしまったのは言うまでもない←

　(DK「なかなか意識して貰えない……」)

　(WN「お前がAヌナの話題振るからだろ←」)

　(DK「ああ、だからオタク友だちみたいになっちゃうのか←」)

弟の恋路は応援するものだ Fin.

作者より

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SEVENTEEN CARAT ーFUTUREー