広報担当はよく見ている 2 ページ41
SG side
なんで俺なんだ、という疑問が解決することなく撮影当日になってしまった。
『 ユンギや、 』
SG「 ん？ 」
『 私、正直一人じゃなくて安心したの。ありがとう。 』
今までソロの仕事なんて、ほとんど受けてこなかったA。
急に指名されて戸惑っていたらしい。
SG「 シエルの新たな挑戦だからな。
精一杯手助けするよ。 」
『 ふふ、ありがとう(笑)。 』
シエルさん着替えお願いしまーす、なんて声が聞こえてAが立ち上がる。
『 行ってくるね。 』
SG「 ん、俺も着替えてくるわ。 」
更衣室に入った俺に手渡されたのは、ごく普通の白いシャツと黒のスラックス。
いや、白シャツはちょっと透けてるかもしれない。
「 あ、シュガさん白シャツは第３ボタンまで
開けて着てくださいね。 」
SG「 はぁ…… 」
バタバタ走り回るスタイリストの指示通り、衣装を身に付けていく。
なんだこれ、俺超普通じゃん。
そんなに身構えることでもなかったかもな。
着替え終わってスタジオに向かえば、撮影を見に来たらしいジミンと着替え終えたAが談笑していた。
JM「 あ、ヒョン！お疲れさまです！
撮影応援しに来ました！ 」
SG「 ん、ありがとう。
Aお待たせ、スタンバイしろってさ。 」
『 はーい。じゃあジミナ、行くね。 』
JM「 はい、頑張ってください！ 」
着ていたバスローブを脱いだAは当たり前に下着姿で……
ジミンの顔は真っ赤だった←
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作者名：mayumayu | 作成日時：2019年1月4日 12時
