広報担当はよく見ている 1 ページ40
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事務所の練習室で、メンバーみんなでダンスの練習をしていた時だった。
バン、と大きな音を立ててマネージャーのヨンソルオッパが入ってきたのは。
『 オッパ、ドアは静かに開けて。 』
MG(ﾏﾈｰｼﾞｬｰ)「 おお、ごめん。 」
その表情は嬉しそうにも、不安そうにも見える。
RM「 どうかしたんですか？ 」
MG「 モデルの仕事が決まったんだ。
初めてのことだからちょっと相談したくて。 」
JN「 相談……？そんなに前代未聞な仕事なんですか？ 」
確かにヨンソルオッパに仕事の相談はされたことがない。
私たちのことを一番よくわかっている人だから、そもそも出来ない仕事は持ってこないし。
MG「 シエル、お前に下着会社のモデルの仕事だ。 」
『 私に？ 』
V「 下着会社のモデルってことはつまり…… 」
JK「 ……ヌナの下着姿が晒される← 」
JM「 そ、そんな破廉恥な！←
ヒョン、断ってください！ 」
MG「 ほら、こういう反応のヤツがいるから
相談しとこうと思ったんだよ…… 」
ヨンソルオッパに詰め寄るマンネラインを見ながら、少しため息をつく。
だってなんか本人より必死なんだもん←
SG「 Aはどうなんだ？ 」
『 へ？ 』
SG「 やりたいか、やりたくないか。 」
ぽん、と私の肩に手を置くユンギ。
JN「 そうだよマンネたち。Aの気持ちが大事。 」
JH「 ヌナがやりたいんなら応援します！ 」
RM「 この仕事が来たのはお前たちじゃない。
Aヌナだ。
だから決めるのは、 」
私の、気持ち……
『 ちょっとやってみたい、かな…… 』
私の一言に、ヨンソルオッパが安心したように胸を撫で下ろした。
MG「 あ、言い忘れてたけどシエル一人じゃないぞ。 」
「「『え？←』」」
MG「 シュガ、お前もだ。
シュガとシエルで女性用下着のモデルだ。 」
「「『 えー！！← 』」」
驚いたけど、内心"一人じゃなくて良かった"と思った←
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作者名：mayumayu | 作成日時：2019年1月4日 12時
