マンネと私 3 ページ24
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ぱくぱく、美味しそうに本日５杯目となるご飯を口に運ぶグク。
と、その隣でもそもそ咀嚼するユンギを向かい側で観察する。
朝ごはんの時点で５杯目ってなに？←
まだ昼も夜も食べるんだよね←
……若いってすごいな←
SG「 ……食え。 」
『 いらないよ。 』
私のお皿に自分のおかずを移していく。
SG「 お前食わなさすぎ。 」
『 だってお腹空いてないし…… 』
SG「 スタミナ付けろ。仕事できねぇぞ。 」
『 ……ん、だよね。なら少しもらう。 』
ただでさえ体力面ではみんなに追い付けない。
なのにここで食べるのを拒否して、スタミナ切らしたら……
もっとみんなから遠ざかってしまうかもしれない。
なんて少し卑屈になっていると、誰かが私の隣に座った。
JH「 ジニヒョン、俺にもご飯ください！ 」
RM「 俺もほしいです。 」
JN「 はいはい。ジミンとテヒョンは？ 」
JM「 食べます！ 」
V「 食べるー！ 」
いつの間にか、みんなご飯を食べる時の定位置につく。
『 みんな、どうして…… 』
さっき食べたじゃん。
ジニオッパなんて何杯もご飯おかわりしてたのに。
JH「 仕方ないじゃないですか。
お腹空いちゃったんですから(笑)。 」
そんなわけないじゃん……
JK「 Aヌナ、 」
『 ん？ 』
周りに向けていた視線をマンネに戻すと、キラキラニコニコの笑顔と目が合った。
JK「 "みんなで"食べるご飯、おいしいですよ。 」
ああ、そういうことか……
結局私はみんなに気を遣わせたんだ……
SG「 お前、何か勘違いしてねぇか？ 」
『 勘違い？ 』
RM「 そうですよ。
俺たちは、ヌナと一緒に食べたいから
またご飯を食べるんです。 」
V「 そーだよー、今度はヌナも一緒に食べるから、
きっとさっきよりも100倍おいしい！ 」
『 テテ、 』
JM「 ほらヌナ、一緒に食べましょ？
いただきまーす！ 」
３人しかいなかった食卓が、一気に騒がしくなる。
でも全然嫌じゃなくて……
JN「 はいA、あーん。 」
SG「 ヒョンふざけないでください← 」
それでもあまり食べられなかったけど、みんなの優しさで胸がいっぱいになった朝だった。
マンネと私 Fin.
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作者名：mayumayu | 作成日時：2019年1月4日 12時
