ジミンと私 2 ページ11
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これはデビュー当時のお話。
日本人であることや、一人だけ女であることで叩かれていた私。
移動の際も罵詈雑言を言われたり、物を投げられたりしたため、いつも両脇はクオズの二人が固めて守ってくれていた。
二つも年下の子たちに守ってもらうのは気が引けたけど、"僕たちだってヌナを守れます"と高らかに宣言されて断れなかったのを覚えている。
そしてそれは、そんな移動時の時だった。
JM「 うわっ！ 」
押し寄せてきたファンに押され、ジミンが倒れそうになったのだ。
『 っ、 』
とっさにジミンの腰に腕を回し、抱きかかえるようにして支えた。
もうこれどっかのラブハプニングだよね？←
立場逆だったら胸キュンしてたやつだよね？←
『 ジミナ、大丈夫？ 』
JM「 ………← 」
その瞬間だけ、時が止まったようだった。
ジミンも顔真っ赤だったし……
ファンも静かになっちゃったし……
JM「 ……ヌナ、格好良い…← 」
その後すぐに退散したんだけど、この映像や写真がジミンのファンカフェマスターさんによってSNSに拡散。
"オンニ格好良い！"とか"見直した"とか……
その他もろもろあり(←)、今では女性ファンを多く持つ人気者になった←
不可抗力ではあったが、結果的にジミンのおかげでたくさんのファンのみなさんが応援してくれるようになったのは事実だ。
JM「 あの時ヌナすごく格好良かったです← 」
『 ジミンも可愛かったよー。顔真っ赤でさ。
もじもじしちゃって。
女の子みたいだった← 』
JM「 それ喜んで良いんですか？← 」
『 もちろん！
そういう可愛いところと、ステージ上で
パフォーマンスしてる時のギャップがあなたの
魅力のひとつよ。 』
JM「 ……ありがとうございます(照)。 」
照れてる。
可愛い(笑)。
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作者名：mayumayu | 作成日時：2019年1月4日 12時
