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SG「うん、美味しいよ。」
作りすぎたと思った料理は、あっという間になくなった。
というのも、ユンギがほとんど食べてくれたのだ。
『お腹、苦しくない?』
SG「大丈夫。」
5、6人前くらいあったんだけどな←
ユンギってそんなに量食べれる人だったっけ?
SG「美味しいものは別腹。」
『お口に合ったなら良かったけど……』
お皿洗いはユンギがしてくれるというので、ソファに座ってぼーっとテレビを観る。
SG「何か面白い番組やってた?」
『……別に…』
カチカチチャンネルを回していると、あるチャンネルで指が止まった。
SG「あ、BTS……」
『MIC Drop……』
歌番組の"懐かしの名曲"みたいなコーナーで、MIC Dropをパフォーマンスするユンギたちが映っている。
SG「あはは、なんか恥ずかしいな(笑)。」
『ユンギだって私が出てるドラマ観るでしょ?』
SG「当たり前。」
"当然"みたいな顔して隣に座り、私の肩を抱き寄せる。
『……なに?』
SG「ん?なんでもない。」
『そう……』
ユンギの肩に頭を乗せると、よしよしと言わんばかりに撫でてくれる。
SG「映画、撮影いつから?」
『来週から、かな……』
今こうして時間に余裕があるのは、アメリカでの撮影に入る前に彩さんがゆっくりできる時間を作ってくれたから。
SG 「現地の若いパツキン男子に浮気したら
許さない。」
『ユンギこそ。』
あ、でも……
『テヒョンくんが相手なら許す←』
SG「でたよ、テギシッパー←」
『あんな可愛いカップル、私は他に知らない!』
SG「はいはい、興奮すんなよ。」
後頭部に手が添えられ、唇が重ねられた。
『んっ、』
SG「興奮するなら……こっちでシテ?」
『ユンギ、シャワー……』
SG「いい。どうせ汚れるから。あとで一緒に入ろう。」
こうなったユンギはもう止められない。
観念して、ユンギの首に腕を回す。
『なら……せめてベッドがいい…』
SG「わかった。」
軽々と持ち上げられ、寝室のベッドに沈められた。
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作者名:mayumayu | 作成日時:2019年12月9日 1時