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SG side
予想はしていたが……
まさかメンバーの顔と名前が曖昧だったとは……
『RMがナムジュンさん、JINがソクジンさん……
え、ジンさんって芸名だったの?』
SG「ああ、キムソクジン。」
そして、俺をじっと見つめて……
『シュガー←』
SG「シュガな←」
『どうしよう……明日ご飯一緒だよね?
失礼なことしちゃう。』
気持ちはわかるが……
そうは言っても寝ないと、Aも俺も明日仕事がある。
SG「明日改めて自己紹介してもらえばいい。
だからもう寝ろ。
身体に障るぞ。」
『ううっ、ごめんなさいBTS←』
開いていたネットを閉じて、泣く泣くベッドに入るA。
大丈夫だよ。
名前を覚えていなかったくらいで怒るような、心の狭いやつらじゃないから。
『ねぇユンギ、ここ来て……』
SG「はいはい(笑)。」
同じベッドに潜って、Aを抱きしめる。
『ユンギがいると……よく寝れる…』
SG「ん、そっか……良かった…」
『早く韓国帰りたい……』
SG「ああ、撮影終わったらマッハで帰ってこい。」
ぶつぶつ呟いていた言葉はやがて聞こえなくなり、代わりに寝息が聞こえてきた。
SG「……俺も早く帰ってきてほしいんだよバーカ、」
彼女の額にキスを落とし、目を閉じた。
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作者名:mayumayu | 作成日時:2019年12月9日 1時