39 ページ40
SG side
韓国に帰ってすぐの頃は煩かった記者たちも、ある日を境に沈静化していった。
なんで沈静化したって？
"あれ"が世に出たからだよ。
JN「へぇ、これが二人の初めての合作か……」
そう、俺が詩を書きAが曲を付けたあの歌が、ネットを通じて発表されたのだ。
JH「ヤバイ、俺なんか泣けてきました。」
RM「確かにこれは……」
精一杯の"ごめんね"と、精一杯の"愛してる"……
それを伝えたくて作った、初めての合作。
JM「Aヌナの歌声、久しぶりに聴きました。」
JK「もちろん演技も素晴らしいですけど、やっぱり
Aヌナには歌っててほしいですね。」
SG「ああ、俺もそう思うよ。」
あの時……
初めて出会った時に聴いた、澄んだ歌声。
それは今になっても変わらない。
RM「Aヌナの歌声聴いてると思い出しますね。
ユンギヒョンのプロポーズ(笑)。」
JH「初対面でいきなりの、ね(笑)。」
今では笑い話だが、当時はメンバーみんな凍りついた。
まだデビューしたてでスキャンダルなんて出してる場合じゃなかった俺が、初対面の人間(しかも外国人)に告白したから。
しかも、"結婚前提に"。
JN「あの時のAちゃんの顔(笑)。」
RM「あんな顔にもなりますよ。
初対面の外国人、しかも厳つい集団(←)に所属
している人にいきなり告白されたんですから。」
今でも鮮明に思い出せるあの驚いて困った顔も、今では良い思い出だった。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mayumayu | 作成日時：2019年12月9日 1時
