GOAL (ページ24)

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　『ユンギ、ありがとう。』

　SG「ん、これで荷物は全部？」

　『うん。』

よいしょ、と車に荷物を積むユンギ。

　SG「おはようございます彩さん。」

　AY「ユンギくんおはよう。Aも、おはよう。」

　『おはよう。』

運転席から軽く片手を上げる彩さん。

おっさんみたいだから止めなよ←

　AY「よく眠れた？」

　『あー……(笑)。』

　SG「……車の中でも飛行機の中でも良いから
　寝かしてやってください。」

　AY「……やりやがったわね色男←」

彩さんの言葉遣いにはもう触れない←

　SG「色男色男って……彩さん俺を何だと思ってるんすか？←」

　AY「Aをたぶらかした上に結婚まで行き着いた
　危険因子←」

　SG「ヤー！」

　『ちょっと二人とも！まだ朝早いから大声
　出さないで！』

　「「ごめんなさい←」」

まったく、二人とも世話が焼ける……

　『じゃあ、行ってきます。』

　SG「うん、気を付けて行っておいで。」

　『ぐっ、ユンギ苦しい！』

ぎゅうぎゅう、潰れそうなくらい抱きしめられる。

　SG「浮気すんなよ。」

　『ユンギこそ。テヒョンくん以外との浮気は
　許さないから。』

　SG「出たよテギシッパー。」

ふんっ、テギは正義なの！←

　SG「でも冗談言えるようなら大丈夫だな。」

　『ん、』

身体を少し離して見つめ合う。

　SG「辛かったら電話しろよ。」

　『時差があるよ。』

　SG「気にしないで良いから。」

　『ん、ありがとう。』

切ない瞳のユンギから、たくさんの優しいキスが降ってくる。

　『……行ってきます。』

　SG「行ってらっしゃい。」

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