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プロローグ ページ1

SG side






ジリリリなんて、大きいアラームの音で目を覚ました。

隣で眠る愛しい人を起こさないようにベッドを出た、つもりだったんだけど……






 『ん……ユンギ…?』


 SG(ユンギ)「あっ、ごめん起こしたか?」


 『……もうお仕事?』


 SG「ああ、Aは何時から?」


 『午後から……』






午後からか……

悪いことしたな。






 SG「まだ寝てろ。」






そっと彼女の両目に手を当てると、しばらくして聞こえてくる寝息。


昨日も遅くまで撮影していたみたいだから、相当疲れが溜まっていたのだろう。

身体を壊さないか心配だ。






 SG「無理すんなよ……お前のペースで頑張れ。」






素早く支度して、また寝室のドアを開ける。






 SG「A、俺仕事行ってくる。」






俺の呼び掛けにうっすら笑ったA。

そんな可愛い寝顔にキスを落とし、マネヒョンとメンバーの待つバンに乗り込む。






 JN(ジン)「おはよう。」


 SG「おはようございます。」


 JK(ジョングク)「おはようございます。」


 V(テヒョン)「Aちゃんは?」


 SG「"Aヌナ"だろ?まだ寝てる。
  仕事、午後からなんだと。」






布団にくるまって寝ていたAを思い出すと、ついにやけてしまう。






 JH(ホソク)「ニヤニヤしてますね、朝から。」


 RM(ナムジュン)「新婚だからな、仕方ないだろ(笑)。」






とか、からかいながらケタケタ笑うクサズ。


うるせぇなぁ←

寝かせてくれよ。






 RM「お前も結婚当初はニヤニヤしてたもんな。
  それはもう気持ち悪いほどに←」


 JH「ヤーナムジュナ!」


 JM(ジミン)「ヒョンたち、静かにしないと……」






ちっ←






 SG「お前ら……少し黙れないのか…?」


 「「「ごめんなさい←」」」






許せ、眠いと機嫌悪くなるんだ←


こっそりため息をつき、音楽を聴こうと携帯を取り出すと新着のメッセージが届いていた。






 Aユンギ、お仕事頑張って。






にやけそうになった顔を必死で隠し、ありがとうと返信した。


このお話は、BTSのSUGAことミンユンギと日本のシンガーソングライター兼女優Aの新婚生活のお話。






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作者名:mayumayu | 作成日時:2019年12月9日 1時

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